90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。
同郷の友人で組んだバンドが天下を取るという、少年漫画もびっくりの熱いストーリーも『GLAY』の魅力の一つです。青春をバンドにささげたロックキッズなら誰もが夢みる妄想を現実のものにしてしまったバンドと言えるでしょう。
もちろん、その成功の裏には我々の理解を超えた数々の苦悩があったのでしょうが…。
今回は、『GLAY』の楽曲、『JUNK ART』のレビューです。
※『GLAY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GLAY
『JUNK ART』の全体概要
基本情報
アーティスト | GLAY |
曲名 | JUNK ART |
演奏時間 | 4:34 |
作詞 | TAKURO |
作曲 | TAKURO |
編曲 | GLAY & 佐久間正英 |
『JUNK ART』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
SPEED POP | 11 |
オリジナルアルバム『SPEED POP』の11曲目に収録。
※『JUNK ART』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
バンドサウンドを縦に合わせたキメが印象的な1曲『JUNK ART』。『GLAY』がメジャーデビューする何年も前のデモテープから存在する、かなり歴史のある作品です。
この楽曲がお気に入りという方もいると思うのでなかなか言いづらいのですが、本作『JUNK ART』の歌詞のダサさは『GLAY』作品の中でもなかなか上位ではないでしょうか。
一言でダサいと言っても、中には”一周回ってかっこいい”的なものもあるかと思います。例えば『彼女の“Modern…”』とか『千ノナイフガ胸ヲ刺ス』辺りですね。これら、曲名はダサいんですけど、楽曲自体は”一周回ってかっこいい”の部類だと思います(少なくとも私の中では)。
しかし、『JUNK ART』は…“一周回らない”のです…!
何度聴いても…歌詞が好きになれないんですよね…。なんというか、『JUNK ART』には“真面目なこと言ってるけどスベってる感”があるのです。それがどうしてもダサいと感じてしまう…。
まぁ、これは完全に個人の好みの問題ですから。
本作『JUNK ART』にかっこよさを感じている人も確実にいるはずで。そういう方に対してはちょっと失礼な内容でしたよね。すみません。
本作『JUNK ART』、歌詞がダサいってだけで、相変わらずメロディーはキャッチーですし、TERUの若々しい声も聴き応えがある楽曲です(取って付けた感)。
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『JUNK ART』収録アルバムレビューリンク
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