90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。
『GLAY』の商業的全盛期はTAKUROがメインコンポーザーとしてシングルA面楽曲の全てを作詞作曲していましたが、2010年代になって他のメンバーの作品もシングルの顔を飾るようになりました。
変化を続ける『GLAY』の今後がこれからも楽しみですね。
今回は、『GLAY』の楽曲、『週末のBaby talk』のレビューです。
※『GLAY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GLAY
『週末のBaby talk』の全体概要
基本情報
アーティスト | GLAY |
曲名 | 週末のBaby talk |
演奏時間 | 5:57 |
作詞 | TERU |
作曲 | TERU |
編曲 | GLAY& 佐久間正英 |
TERUによる作詞作曲。
『週末のBaby talk』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
BEAT out! | 8 |
オリジナルアルバム『BEAT out!』の8曲目に収録。
※『週末のBaby talk』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
TAKURO以外の『GLAY』のメンバーの中が作詞作曲を務めた楽曲で、初めてアルバムに収録された楽曲が本作『週末のBaby talk』。
TERUが作詞作曲を務めていますが、これが個人的にはけっこう意外でした。というのも、TAKURO以外で作詞作曲をしているといえば、JIROやHISASHIというイメージがありましたので、この二人のどちらかの楽曲が既にアルバム収録曲として世に出ているものだと思っていたのです。
改めて確認すると、TERU制作楽曲が2ndアルバム『BEAT out!』で初収録、JIRO制作楽曲が3rdアルバム『BELOVED』で初収録、HISASHI制作楽曲がなんと6thアルバム『ONE LOVE』で初収録でした。
HISASHIが制作した楽曲については、アルバム収録曲ではなくカップリング楽曲として世に出たものが多かったようです。
さて、本作『週末のBaby talk』、上述の通りTERUが作詞作曲しているというのも一つの特徴なのですが、やはり『JUDY AND MARY』の『YUKI』がコーラスで参加しているところが最大の特徴でしょう。
声が加工されているとは言え、やはり『YUKI』のコーラスだってことはすぐにわかりますね。音量は小さめにミックスされていますが、『YUKI』の声質はTERUの声質と全然違うのでかなりはっきり聴こえてきます。
こういったさりげない豪華コラボが楽しめるのも、本作『週末のBaby talk』の魅力の一つです。
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『週末のBaby talk』収録アルバムレビューリンク
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