伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。
カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして若くして迎えてしまった死…。
『hide』を聴いたことがある人なら、おそらく誰しも思ったんじゃないでしょうか、”今も生きてたら、どんなことして楽しませてくれてたんだろう”って。
今回は、『ever free』のレビューです。
※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide
『ever free』の全体概要
基本情報
アーティスト | hide with Spread Beaver |
曲名 | ever free |
演奏時間 | 3:37 |
作詞 | hide |
作曲 | hide |
編曲 | hide |
10thシングルの表題曲。『hide with Spread Beaver』名義としては3rdシングルに当たります。
『ever free』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
Ja,Zoo | 7 |
hide BEST 〜PSYCHOMMUNITY〜 | 13 |
hide SINGLES 〜Junk Story〜 | 11 |
We Love hide 〜The Best in The World〜 (DISC 1) | 5 |
オリジナルアルバムでは『Ja,Zoo』に収録。
※『ever free』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
カチッとしたまとまりのある、ポップなロックソング、『ever free』。
この聴き心地、他のバンドに例えようと思ったんですが、難しいですね。
『ever free』みたいなポップなロックって、ありそうでないんですよね(私の音楽ボキャブラリーが少ないだけかもしれませんが)。んー…時代は下りますが、『B’z』の『愛のバクダン』辺りが近いイメージかなぁ。
『hide』の過去の楽曲で言うなら、『Hi-Ho』のような能天気でポジティブな雰囲気を『ROCKET DIVE』のような厚みのある音で取り囲んでいる、そんな感じです。
『hide』の陽の部分にスポットライトを当てた1曲と言えそうですね。
ソロ初期の『EYES LOVE YOU』や『DICE』に比べると、『X JAPAN』譲りの毒々しさがほとんど抜けていて、バンドとソロは完全に別物になっている気がします。例えば、『X JAPAN』が苦手で、そのイメージのまま『hide』も聴かず嫌いになっているなら、本作『ever free』から入ってみるといいかもしれません。
『ever free』収録アルバムレビューリンク
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