2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
シングルのリリースはあったものの、2018年7月現在、未だに復活後のオリジナルアルバムが発表されていません(*)。過去の名盤たちを超える作品を作るために時間をかけているものと信じて待っていたいですね。
(*)追記:『9999』が2019/4/17に発売されました!
今回は、アルバム『PUNCH DRUNKARD』の13曲目、『LOVE LOVE SHOW』レビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

『LOVE LOVE SHOW』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | LOVE LOVE SHOW |
演奏時間 | 4:44 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
12thシングル。
『LOVE LOVE SHOW』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
PUNCH DRUNKARD | 13 |
GOLDEN YEARS Singles 1996-2001 | 8 |
THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST (Disc 1) | 8 |
オリジナルアルバム『PUNCH DRUNKARD』の13曲目にAlbum versionで収録。
※『LOVE LOVE SHOW』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
かっこつけずに、ふざけながらサラッと真理を突くというスタイルこそ、イエモンがイエモンたる所以(ゆえん)だと私は思っています。
それはイエモンのどの作品にも現れている、隠しようのないこのバンドの個性なんだと思いますし、多くのイエモンファンはこの部分に惹かれているんだろうなとも思っています。
そんなイエモンの個性を最もわかりやすく体現したのが本作『LOVE LOVE SHOW』。
深刻さと難解さを排除した言葉をポップな音楽に乗せてあるため、一聴しただけではただのふざけた曲のように聴こえますが、それ故に、スッと心に入って来る真理!
そんな背景がありますので、本作『LOVE LOVE SHOW』はまさにイエモン入門編に最適な作品なはずなのですが、ファン投票で収録曲を決めた『イエモン-FAN’S BEST SELECTION-』には未収録。
『イエモン-FAN’S BEST SELECTION-』はイエモンの歴史を1枚に凝縮した素敵なベストアルバムなのですが、やはりファン投票で収録曲を決めただけあり、入門用とするには少々ピースが足りないのかもしませんね。
ディスクの枚数は1枚ではありませんが、本作『LOVE LOVE SHOW』を含めた複数のシングルが収録されている『THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST』の方が入門用に向いていると言えそうです。
やはり、イエモンを語る上で本作『LOVE LOVE SHOW』の存在は外せないです!
『LOVE LOVE SHOW』収録アルバムレビューリンク
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