2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
復活したものの、特に目立った活動もなく再休止するバンドもある中、イエモンこと『THE YELLOW MONKEY』は精力的に新作をリリースしてくれていますね。
この復活を機に、イエモンの楽曲の魅力が再評価されることを影ながら願っています。
今回は、アルバム『FOUR SEASONS』の3曲目、『I Love You Baby』レビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『I Love You Baby』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | I Love You Baby |
演奏時間 | 3:52 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
『I Love You Baby』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
FOUR SEASONS | 3 |
オリジナルアルバム『FOUR SEASONS』の3曲目に収録。
※『I Love You Baby』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
演奏時間3分台でまとめた直球ロックナンバーの『I Love You Baby』。
曲名にもなった『I Love You Baby』というフレーズをほぼ繰り返すだけのサビの歌詞なんかにも、直球ロックのシンプルさを感じますね。
曲の内容自体はイエモンお得意の下ネタがテーマになっています。
下ネタをテーマにした楽曲はイエモンにたくさんあるのですが、アルバム『FOUR SEASONS』以降の下ネタには“コミカル”な視点が含まれるようになります。このアルバム以前は、どちらかというとロックバンドらしい”妖しさ”を纏う楽曲が多かったのですが、今のイエモンにも通じる”コミカル”な下ネタ楽曲が出だしたのは、この『I Love You Baby』が収録されている『FOUR SEASONS』が境界になっているように思うのです。
1つ前の4thアルバム『smile』でポップ路線を経験したことと、それまでの妖しさ溢れるイエモンとの融合が、この5thアルバム『FOUR SEASONS』のタイミングで発揮された結果なのかな、なんて勝手に考察しています 笑。
本作『I Love You Baby』で言えば、歌詞中に登場する「バトミントン」や「タンス」といった言葉選びが”コミカル”視点の一例でしょうか。
ロックバンドの下ネタ楽曲にこんなワードが出てくるのが吉井和哉特有のセンスだなって感じますし、そんなセンスが本作『I Love You Baby』の魅力でもあると思います。
Amazonで試聴できます。
『I Love You Baby』収録アルバムレビューリンク
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY