2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
ギラギラした妖しい容姿、歌謡曲風の曲調、核心を突いた歌詞…そのどれもが絶妙なバランスの上に成り立つ唯一無二のバンドです。
一度の解散を経て今では”生涯解散することはない”と宣言していますが、この絶妙なバランスを保ったまま長く続いていく奇跡を信じています。
今回は、アルバム『EXPERIENCE MOVIE』の12曲目、『PUFF PUFF』のレビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『PUFF PUFF』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | PUFF PUFF |
演奏時間 | 1:17 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
演奏時間は1分台と、本作『PUFF PUFF』がアルバム『EXPERIENCE MOVIE』収録曲の中で最も演奏時間が短い楽曲になります。
『PUFF PUFF』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
EXPERIENCE MOVIE | 12 |
オリジナルアルバム『EXPERIENCE MOVIE』の12曲目に収録。
※『PUFF PUFF』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
演奏時間は非常に短いですが、いわゆるインスト楽曲というわけではありません。しっかりと歌詞の付いた歌の入った歌モノの楽曲です。
ただ、楽曲の構成はピアノとボーカルだけというシンプルな作りになっています。イエモンの楽曲ではありますが、バンドの音が入っていないという意味では吉井和哉のソロ曲的な作品と言えそうです。
本作『PUFF PUFF』、軽快にリズムを刻むピアノと裏声のボーカルがなかなかコミカルな雰囲気を出しています。
アルバム『EXPERIENCE MOVIE』では12曲目というラスト手前のポジションに収録されていますが、 長尺な楽曲が多くて深刻な雰囲気になりがちなこのアルバムの空気をぶち壊すような聴き心地がありますね。
『4000粒の恋の唄』や『フリージアの少年』を聴いて疲れてしまったリスナーに対し、”ちょっと1回、頭の中リセットしなよ”と言っているような気がします。
そして、本作『PUFF PUFF』によって空気が一度セットされた後にやってくるのが、アルバム『EXPERIENCE MOVIE』の最終トラック『シルクスカーフに帽子のマダム』。
最後の最後に演奏時間約8分の楽曲がやってきますので、まだまだ油断はできません 笑。
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『PUFF PUFF』収録アルバムレビューリンク
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