2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
復活後も精力的に新作を発表してくれるのがとても嬉しいです。
テレビなんかでは、過去の名作を披露してくれることが時々ありますので、過去の作品を嗜みながら、新作をかじっていくのが、今のイエモンを聴く上での一つのスタイルなんでしょうかね。
今回は、アルバム『SICKS』の1曲目、『RAINBOW MAN』レビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『RAINBOW MAN』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | RAINBOW MAN |
演奏時間 | 7:42 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
演奏時間7分越えの大作。
『RAINBOW MAN』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
SICKS | 1 |
アルバム『SICKS』の1曲目に収録。
※『RAINBOW MAN』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
オープニングから最初のサビが始まるまで約3分30秒かけて焦らす1曲、『RAINBOW MAN』。
3分30秒という長さ、ちょっとしたポップスならサビが始まるどころか、1曲が終わるくらいの時間をかけていますね。
ただ、そんな中で歌われるAメロが吉井和哉節全開で、本作の聴きどころでもあります。
「剣」と「ペン」、「神」と「紙」で韻を踏むフレーズが冒頭にあるんですけど、そこが特に好きです。ギラギラしたロックンローラーというイエモンの持つバンドイメージとは裏腹に、少しばかり漂うインテリ感と、それゆえに醸し出される弱さが魅力的だなと。
このフレーズに酔いしれることができれば、3分30秒焦らされるサビも、トータル7分42秒に上る演奏時間も、あっという間の出来事と感じられます。
ちなみに、本作『RAINBOW MAN』の元ネタはこちら、”愛の戦士レインボーマン”ですかね。
70年代の特撮ということで、パッケージだけでも時代を感じます 笑。
もちろん私は見たことありません。アラサーなので、70年代はまだ生まれてないんですよ。
ところで、『RAINBOW MAN』の歌詞を見ると”レインボーマン”ではなく、「レインボウマン」と歌っているみたいです。あくまで元ネタとしての引用であり、”愛の戦士レインボーマン”そのものを歌っているのではないものと思われます。
Amazonで試聴できます。
『RAINBOW MAN』収録アルバムレビューリンク
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