2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
流行りに左右されない、媚びないロックサウンドが大好きです!!
復活してからも、変わらずにギラギラした妖しいロックを奏でていってほしいです。
一見ふざけているようで、でも実は芯を捉えた歌詞も魅力の一つですね。下手にかっこつけてない言葉だからこそ、胸にとっても響きます。
今回は、『THE YELLOW MONKEY』の個別楽曲、『天国旅行』のレビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『天国旅行』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | 天国旅行 |
演奏時間 | 8:28 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
8分越えの大作。『X JAPAN』のバラード並みの演奏時間です。
『天国旅行』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
SICKS | 7 |
THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST (Disc 2) | 3 |
イエモン-FAN’S BEST SELECTION- | 12 |
THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST | 12 |
非シングル曲ながら、ベストアルバムに2度も収録されています。
『イエモン-FAN’S BEST SELECTION-』の楽曲投票では堂々の第5位でした。
※『天国旅行』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『THE YELLOW MONKEY』でも指折りの大作、『天国旅行』。
感情の起伏が曲中で激しく変わっていく様子は、例えるなら、『QUEEN』の『Bohemian Rhapsody』のようです。
演奏時間の長い曲って、静かなイントロから入ってどんどん盛り上がっていくパターンが多いのですが、『天国旅行』は歪んだギターから入る、激しめのオープニングから曲が進んでいきます。
そして、最初のサビで静かになるというちょっと変わった構成を取っているのが印象的です。感情の起伏で言えば、
“動”(イントロ~1番サビ前)
↓
“静”(1番サビ~間奏前半)
↓
“動”(間奏後半~2番サビ前)
↓
“静”(2番サビ前半)
↓
“動”(2番サビ後半~アウトロ)
↓
“静”(エンディング)
という流れになっています。
2番サビ後半~アウトロの部分が一番盛り上がるところですね。サビ直後のギターのフレーズが特に最高です。
『天国旅行』、演奏時間が長く、しっかり聴いてると曲に感情を持っていかれてしまうので、サンドイッチ感覚でつまんで楽しむのには不向きです。
何かをしながらBGMとして流すのではなく、“音楽を聴く時間”を用意して聴きたい1曲です。
Amazonで試聴できます。
『天国旅行』収録アルバムレビューリンク
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