2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
ギラギラした妖しい容姿、歌謡曲風の曲調、核心を突いた歌詞…そのどれもが絶妙なバランスの上に成り立つ唯一無二のバンドです。
一度の解散を経て今では”生涯解散することはない”と宣言していますが、この絶妙なバランスを保ったまま長く続いていく奇跡を信じています。
今回は、アルバム『EXPERIENCE MOVIE』の5曲目、『VERMILION HANDS』のレビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『VERMILION HANDS』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | VERMILION HANDS |
演奏時間 | 3:33 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
『VERMILION HANDS』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
EXPERIENCE MOVIE | 5 |
オリジナルアルバム『EXPERIENCE MOVIE』の5曲目に収録。
※『VERMILION HANDS』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
“恋人に爪を切られる”ことをテーマにした1曲『VERMILION HANDS』。
古今東西様々なテーマの楽曲が作られてきたと思いますが、”恋人に爪を切られる”ことをテーマにした楽曲は本作『VERMILION HANDS』くらいではないでしょうか。
“恋人に爪を切られる”というテーマだけ聞くと、”ほのぼのとした日常の幸せ”を想像しそうですが、本作『VERMILION HANDS』で歌われているのは全くの逆。
なんと、この楽曲では“恋人に爪を切られることへの不満”を歌っているのです。
というのも、どうも爪を切ってくる恋人が「不器用」ならしいです。それがとても不満だと。
歌詞中に具体的な描写はありませんが、「不器用」ゆえに爪だけでなく指まで(事故で)切られてしまっているのでは…と想像します。
本作『VERMILION HANDS(朱色の手)』という曲名も、爪のついでに指まで切られて出血した手のことを指しているのではないでしょうか。…怖っ!
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『VERMILION HANDS』収録アルバムレビューリンク
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