エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。通称”金爆(きんばく)”。
自分たちの好きなことをするため、あえてメジャーデビューを選ばずにインディーズで活動を続ける姿は、まさにロックと言えるのではないでしょうか。純粋にかっこいいと思えます。
今回は、『あしたのショー』の個別楽曲レビューです。
※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー
『あしたのショー』の全体概要
基本情報
アーティスト | ゴールデンボンバー |
曲名 | あしたのショー |
演奏時間 | 4:57 |
作詞 | 鬼龍院翔 |
作曲 | 鬼龍院翔 |
編曲 | tatsuo & 鬼龍院翔 |
『あしたのショー』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
ゴールデン・アワー〜上半期ベスト2010〜 | 7 |
『ゴールデン・アワー〜上半期ベスト2010〜』の7曲目に収録。
本作『あしたのショー』が『ゴールデン・アワー〜上半期ベスト2010〜』の最終トラックです(初回限定盤は次曲『女人气 -「女々しくて」広東風バージョン-』が最終トラック)。
※『あしたのショー』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『あしたのショー』という曲名が秀逸ですよね。もちろん、元ネタはボクシング漫画の金字塔、”あしたのジョー”でしょう。
漫画の”あしたのジョー”というタイトルは、主人公の”矢吹丈(やぶきじょう)”の名前が由来になっています。一方、本作『あしたのショー』は『ゴールデンボンバー』のリーダーでありメインソングライターである”鬼龍院翔(きりゅういんしょう)”から来ていると考えて、間違いないでしょう。
自らの名前を付けた楽曲を自ら作詞作曲し、自ら歌う…。非常に個人的な想いの詰まった楽曲なのであろうことが伝わってきますね 笑。
それから、これは的外れな考えかもしれませんが、鬼龍院翔の”翔”以外にも、”show”という意味も曲名に込められているのかな、なんて思います。『QUEEN』の『SHOW MUST GO ON』みたいに、”show”と”人生”をかけているような気がしたんですね。”明日もshowを演じていかなきゃね”という意味で、『あしたのショー』。
人生に対して”前向きな気持ち”と”後ろ向きな気持ち”の二つが入り混じったような楽曲ですので、”明日もshowを演じていかなきゃね”という感覚は割と遠からずな気がするのです。
そんなわけで、アルバム『ゴールデン・アワー〜上半期ベスト2010〜』の最終トラックである『あしたのショー』。アルバムのラストを飾るに相応しい1曲です。
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