2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。
女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。
丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET CROW』の魅力です。
今回は、『GARNET CROW』の個別楽曲、『二人のロケット』のレビューです。
※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW
『二人のロケット』の全体概要
基本情報
アーティスト | GARNET CROW |
曲名 | 二人のロケット |
演奏時間 | 4:44 |
作詞 | AZUKI七 |
作曲 | 中村由利 |
編曲 | 古井弘人 |
『GARNET CROW』のメンバーで作詞・作曲・編曲を行っています。
『二人のロケット』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~ | 2 |
first soundscope 〜水のない晴れた海へ〜 | 4 |
Best (Disc 1) | 4 |
THE BEST History of GARNET CROW at the crest… (Disc 1) | 3 |
THE ONE 〜ALL SINGLES BEST〜 | 3 |
インディーズミニアルバム『first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~』が初収録です。
メジャーデビュー後のファーストアルバム『first soundscope 〜水のない晴れた海へ〜』で再度収録され、さらにベストアルバムには複数回収録されました。
※『二人のロケット』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
曲名に”ロケット”がつく言えば、『hide』の『ROCKET DIVE』ですよね!
まさに”ロケット”という言葉から連想するスピード感を体現しています!
一方、『GARNET CROW』の『二人のロケット』は全く別の角度で”ロケット”を見ています。
スピード感ではなく、ロケットの持つ“不安定感”に焦点を当て、恋愛初期の様子に重ねた一曲です。「墜落」なんていう危ない言葉まで出てきます。
曲調も『GARNET CROW』らしくおとなしめですね。ピアノとアコースティックギターをメインに据えたサウンドです。『hide』の『ROCKET DIVE』と比較すると、同じ”ロケット”を題材にしながら、全く別物になっていることがわかります。
もちろん、2曲とも素敵です!
カタカナで”ロケット”と表現するのもどことなく可愛らしさがあると思いません?金属の塊でできたリアルなロケットではなく、子供がクレヨンで描いたようなロケットを連想してしまいます。
あと、出てくる単語にどうしても時代を感じますね。「ビデオ」って単語、初めてこの曲を聴いたときはなんとも思わなかったんですけどね…。
高校生くらいの子が聴いたら”昭和時代の曲?”とか思っちゃうのかな…。
『二人のロケット』収録アルバムレビューリンク
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