個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】GARNET CROW/二人のロケット

投稿日:2017年4月26日 更新日:

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。

女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。

丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET CROW』の魅力です。

今回は、『GARNET CROW』の個別楽曲、『二人のロケット』のレビューです。

※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW

rocket

『二人のロケット』の全体概要

基本情報

アーティストGARNET CROW
曲名二人のロケット
演奏時間4:44
作詞AZUKI七
作曲中村由利
編曲古井弘人

『GARNET CROW』のメンバーで作詞・作曲・編曲を行っています。

『二人のロケット』収録アルバム

アルバム名トラック#
first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~2
first soundscope 〜水のない晴れた海へ〜4
Best (Disc 1)4
THE BEST History of GARNET CROW at the crest… (Disc 1)3
THE ONE 〜ALL SINGLES BEST〜3

インディーズミニアルバム『first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~』が初収録です。

メジャーデビュー後のファーストアルバム『first soundscope 〜水のない晴れた海へ〜』で再度収録され、さらにベストアルバムには複数回収録されました。

※『二人のロケット』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

曲名に”ロケット”がつく言えば、『hide』の『ROCKET DIVE』ですよね!

まさに”ロケット”という言葉から連想するスピード感を体現しています!

一方、『GARNET CROW』の『二人のロケット』は全く別の角度で”ロケット”を見ています。

スピード感ではなく、ロケットの持つ“不安定感”に焦点を当て、恋愛初期の様子に重ねた一曲です。「墜落」なんていう危ない言葉まで出てきます。

曲調も『GARNET CROW』らしくおとなしめですね。ピアノとアコースティックギターをメインに据えたサウンドです。『hide』の『ROCKET DIVE』と比較すると、同じ”ロケット”を題材にしながら、全く別物になっていることがわかります。

もちろん、2曲とも素敵です!

カタカナで”ロケット”と表現するのもどことなく可愛らしさがあると思いません?金属の塊でできたリアルなロケットではなく、子供がクレヨンで描いたようなロケットを連想してしまいます。

あと、出てくる単語にどうしても時代を感じますね。「ビデオ」って単語、初めてこの曲を聴いたときはなんとも思わなかったんですけどね…。

高校生くらいの子が聴いたら”昭和時代の曲?”とか思っちゃうのかな…。

『二人のロケット』収録アルバムレビューリンク

※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。