エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。通称”金爆(きんばく)”。
自分たちの好きなことをするため、あえてメジャーデビューを選ばずにインディーズで活動を続ける姿は、まさにロックと言えるのではないでしょうか。純粋にかっこいいと思えます。
今回は、『デートプラン』の個別楽曲レビューです。
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『デートプラン』の全体概要
基本情報
アーティスト | ゴールデンボンバー |
曲名 | デートプラン |
演奏時間 | 4:53 |
作詞 | 鬼龍院翔 |
作曲 | 鬼龍院翔 |
編曲 | tatsuo & 鬼龍院翔 |
『デートプラン』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
ゴールデン・アワー〜上半期ベスト2010〜 | 5 |
『ゴールデン・アワー〜上半期ベスト2010〜』の5曲目に収録。
※『デートプラン』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
曲名の印象とは裏腹に、高速スピードナンバーな『デートプラン』。
細かく刻むエレキピアノと跳ねるようなギターの組み合わせが『デートプラン』という曲名に似合ってロマンチックで印象的です。
高速スピードナンバーだけに、歌の譜割も細かく、短い時間の中に『デートプラン』という名の妄想がキリショー節で詰め込まれています。
ところで、本作『デートプラン』、お相手の女性との出会いが1番Aメロ冒頭に描かれているのですが、かなり抽象的な表現に留まっています。加えて、お相手の女性のプロフィールも謎が多く、歌詞中にも相手のことはほとんど知らないような表現が出てきます。
このことから推察するに、デートしたい相手、それはアイドルなんじゃないでしょうか。それも、例えば『AKB48』みたいな、会いに行けるアイドル(ただ、苗字も知らないらしいので、もっとマイナーなアイドルかな)。
抽象的な描かれ方をした”出会い”なんかも、なんとなく気の迷いで行ってみたライブ、もしくは握手会を指しているとか。お相手と話したことはあるようですが、プロフィールが不明という点も、”アイドルとの握手会”なら辻褄が合うのでは、と思うのです。握手会では話せる時間は短いですから、相手の細かいプロフィールまでは知れないですよね。
相手がアイドルだから、連絡先を交換することもできず、ただただ『デートプラン』を妄想の中で実行する…。
“デートプランの相手はアイドル説”、全体的に割と矛盾なく説明できそうですが…いかがでしょうか??
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