個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】ゴールデンボンバー/デートプラン

投稿日:2018年3月26日 更新日:

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。通称”金爆(きんばく)”。

自分たちの好きなことをするため、あえてメジャーデビューを選ばずにインディーズで活動を続ける姿は、まさにロックと言えるのではないでしょうか。純粋にかっこいいと思えます。

今回は、『デートプラン』の個別楽曲レビューです。

※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー

hand

『デートプラン』の全体概要

基本情報

アーティストゴールデンボンバー
曲名デートプラン
演奏時間4:53
作詞鬼龍院翔
作曲鬼龍院翔
編曲tatsuo & 鬼龍院翔

『デートプラン』収録アルバム

アルバム名トラック#
ゴールデン・アワー〜上半期ベスト2010〜5

『ゴールデン・アワー〜上半期ベスト2010〜』の5曲目に収録。

※『デートプラン』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

曲名の印象とは裏腹に、高速スピードナンバーな『デートプラン』。

細かく刻むエレキピアノと跳ねるようなギターの組み合わせが『デートプラン』という曲名に似合ってロマンチックで印象的です。

高速スピードナンバーだけに、歌の譜割も細かく、短い時間の中に『デートプラン』という名の妄想がキリショー節で詰め込まれています。

ところで、本作『デートプラン』、お相手の女性との出会いが1番Aメロ冒頭に描かれているのですが、かなり抽象的な表現に留まっています。加えて、お相手の女性のプロフィールも謎が多く、歌詞中にも相手のことはほとんど知らないような表現が出てきます。

このことから推察するに、デートしたい相手、それはアイドルなんじゃないでしょうか。それも、例えば『AKB48』みたいな、会いに行けるアイドル(ただ、苗字も知らないらしいので、もっとマイナーなアイドルかな)。

抽象的な描かれ方をした”出会い”なんかも、なんとなく気の迷いで行ってみたライブ、もしくは握手会を指しているとか。お相手と話したことはあるようですが、プロフィールが不明という点も、”アイドルとの握手会”なら辻褄が合うのでは、と思うのです。握手会では話せる時間は短いですから、相手の細かいプロフィールまでは知れないですよね。

相手がアイドルだから、連絡先を交換することもできず、ただただ『デートプラン』を妄想の中で実行する…。

“デートプランの相手はアイドル説”、全体的に割と矛盾なく説明できそうですが…いかがでしょうか??

Amazonで試聴できます。

『デートプラン』収録アルバムレビューリンク

※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/悲しきASIAN BOY

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! 流行りに左右されない、媚びないロックサウンドが大好きです!! 復活してからも、変わらずにギラギラした妖しいロックを奏でていって …

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/milky way

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』! かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhyd …

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/空の青と本当の気持ち

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! 復活したものの、特に目立った活動もなく再休止するバンドもある中、イエモンこと『THE YELLOW MONKEY』は精力的に新 …

【個別楽曲レビュー】黒夢/SICK

ボーカルとベースの二人組という珍しい組み合わせのバンド、『黒夢』。 メジャーデビュー時はボーカル、ベース、ギターの3人構成だったのですが途中でギターの臣が脱退。その後はメンバー補充することなくボーカル …

【個別楽曲レビュー】黒夢/DANCE 2 GARNET

ボーカルとベースの二人組という珍しい組み合わせのバンド、『黒夢』。 メジャーデビュー時はボーカル、ベース、ギターの3人構成だったのですが途中でギターの臣が脱退。その後はメンバー補充することなくボーカル …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。