個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】ゴールデンボンバー/さよなら冬美

投稿日:2017年9月8日 更新日:

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。

エアーバンドだけあって、演奏代わりの奇抜なパフォーマンスが目立ちますが、鬼才・鬼龍院翔による独特な視点の楽曲も魅力です。

このまま『女々しくて』の一発屋として消えていかないことを…願っています!

今回は『ゴールデンボンバー』の個別楽曲、『さよなら冬美』のレビューです。

※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー

love

『さよなら冬美』の全体概要

基本情報

アーティストゴールデンボンバー
曲名さよなら冬美
演奏時間3:47
作詞鬼龍院翔
作曲鬼龍院翔
編曲tatsuo & 鬼龍院翔

12thシングル『酔わせてモヒート』のカップリング曲。

『さよなら冬美』収録アルバム

アルバム名トラック#
ゴールデン・アルバム7
ザ・パスト・マスターズ Vol.110

『ゴールデンボンバー』初のオリジナルアルバム、『ゴールデン・アルバム』には”Euro Mix”で収録。アルバムバージョンの域を超えたレベルでアレンジが変わっています。

原曲が聴きたければ、『ザ・パスト・マスターズ Vol.1』の方を選択してください。

※『さよなら冬美』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

女々しいバラードソング、『さよなら冬美』。

『ゴールデンボンバー』らしく、女々しい歌詞なのですが、それ以外は取り立てて特徴のない1曲ですね…。『ゴールデン・アルバム』収録にあたっては、Euro Mixと名付けられ、アレンジが大幅に変わっているのですが、これは原曲の没個性感に理由があるのかもしれません。

Euro Mixと言えば、『ゴールデン・アルバム』の収録曲って国際色豊かですよね。

『さよなら冬美』のEuro Mix(欧州)に加え、C-POP(中国)を意識した『成龙很酷』、K-POPバージョン(韓国)として生まれ変わった『女々しくて』。ここまで何でもありだと、アルバムの多様性は確実に高まります 笑。

個性的なポイントをあえて探すとすれば、『さよなら冬美』というこの曲名でしょうか。まぁ、”冬美って誰だよ!”というツッコミ待ちな印象は拭えませんが。

ただ、”冬美”という個人名を曲名に入れておきながら、”冬美”というワードが歌詞に一切出てこないのは新しいかもしれません。

曲名に人物名が入っている『ゴールデンボンバー』の楽曲といえば、他にも『まさし』なんかがありますが、こちらの方が『ゴールデンボンバー』らしく、個性と才能にあふれていて私は好きです。

Amazonで試聴できます。

『さよなら冬美』収録アルバムレビューリンク

※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/MORALITY SLAVE

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! ギラギラした妖しい容姿、歌謡曲風の曲調、核心を突いた歌詞…そのどれもが絶妙なバランスの上に成り立つ唯一無二のバンドです。 一度 …

【個別楽曲レビュー】X JAPAN/Silent Jealousy

日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。 YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを …

【個別楽曲レビュー】GLAY/Will Be King

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 デビューから20年以上経つベテランバンドですが、長寿バンドに付きものの”メンバー間の確執”と …

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/TRUE BLUE

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。 ヴィジュアル系というジャンルにおけるバンドアンサンブルの方針、特に、ツインギターの絡み方を …

【個別楽曲レビュー】GARNET CROW/君という光

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。 女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。 メンバーが楽曲制作に携わる場合、ボーカルが作詞 …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。
S