日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!
かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。
今回は『ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE』の個別楽曲レビューです。
※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel
目次
『ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE』の全体概要
基本情報
アーティスト | L’Arc〜en〜Ciel |
曲名 | ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE |
演奏時間 | 5:33 |
作詞 | hyde |
作曲 | hyde |
編曲 | L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano |
『ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
REAL | 11 |
オリジナルアルバム『REAL』の11曲目に収録。
本作『ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE』がアルバム『REAL』の最終トラックになります。
※『ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
四季のエッセンスを取り込んだラブソング、『ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE』。
アルバム『REAL』の最終トラックである本作はラルクの楽曲にしては珍しく、非常に直球な言葉で綴られたラブソングになっています。
ラブソングを歌うバンドと言えば、『GLAY』や『Mr.Children』辺りが強いイメージがありますよね。ラブソングにヒットをたくさん持っているバンドと言ってもいいかもしれません。
本作『ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE』もラブソングではありますが、『GLAY』や『Mr.Children』の繰り出すラブソングとは違うラルクらしさがあります。それは、ずばり伝家の宝刀、空中浮遊でしょう!
やはりと言うか何と言うか、本作『ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE』もサビで「羽を広げ」ているんですよね。この空中浮遊芸はインディーズ時代から変わらない、ラルクの必殺技です。
アルバム『REAL』にて新しく取り入れられたピコピコデジタル音も本作のサビで使われているのですが、これがまたいい感じで空中浮遊感を演出しています。
…まぁ、そもそも“J-POPは空飛びすぎ”などと言われていますので、ラルクが直球ラブソング+空中浮遊の楽曲を提示したところで、それほど目新しい表現だったというわけではないのでしょう。
ただ、インディーズからずっと空中浮遊してきたラルクが、ついに直球ラブソングでも空中浮遊を取り入れてきたのです。そういった点で、本作『ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE』が特徴的な作品になっているとは言ってもいいと思います。
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『ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE』収録アルバムレビューリンク
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