日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!
かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。
今回は『HEAVEN’S DRIVE』の個別楽曲レビューです。
※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel
『HEAVEN’S DRIVE』の全体概要
基本情報
アーティスト | L’Arc〜en〜Ciel |
曲名 | HEAVEN’S DRIVE |
演奏時間 | 4:19 |
作詞 | hyde |
作曲 | hyde |
編曲 | L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano |
15thシングルのタイトル曲。
なお、『HEAVEN’S DRIVE』のシングル総売り上げ枚数は約112万枚に達しています。この数字は東北最大の都市、仙台市の人口に匹敵します。
『HEAVEN’S DRIVE』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
ark | 2 |
Clicked Singles Best 13 | 8 |
The Best of L’Arc〜en〜Ciel 1998-2000 | 7 |
TWENITY (1997-1999) | 10 |
オリジナルアルバム『ark』の2曲目に収録。
※『HEAVEN’S DRIVE』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
Aメロとサビでガラッと雰囲気が変わるタイプの1曲、『HEAVEN’S DRIVE』。
Aメロはイントロのロックなリフを引き継ぎ、その上で譜割の細かい歌メロが乗っかって進行。一転、サビでは開放感のある伸びやかなメロディーが聴き手を魅了します。
サビでは派手なコーラスが入ってきたり、ストリングスが混じってきたりと、別の曲同士をくっつけたんじゃないかというくらい雰囲気が変わります。サビに入るタイミングで転調もしてますしね。
この、Aメロとサビの境目で転調するのが『HEAVEN’S DRIVE』の好きな部分です。ブレイクもなく、歌メロもほぼ途切らせずにグイッとサビに繋げる感じ、クセになります 笑。
歌詞の方、初期から振り返るとかなり”言い回し”が変わってきていることに気付きます。「○○してくれ」なんていう命令形、インディーズ盤の『DUNE』の頃には考えられないフレーズですもんね。ナヨナヨしてたのが、ちょっと肉食系になってきた感じがします 笑。
この変わりっぷりに、昔からのファンは当時どう思ったんでしょうね。”売れてしまって、もう今のラルクはラルクじゃない”とか言われたのかな。
本作『HEAVEN’S DRIVE』、私は普通にかっこよくて大好きですけど。
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