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【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/SLAVE

投稿日:2018年9月1日 更新日:

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。

後世に与えた音楽的影響度もさることながら、ファンのことを“SLAVE”と呼称し、”バンドとファンが作り上げる閉鎖的空間”というヴィジュアル系独特の文化を創り出したのも『LUNA SEA』が先駆けだったのではないでしょうか。

今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『SLAVE』のレビューです。

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

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『SLAVE』の全体概要

基本情報

アーティストLUNA SEA
曲名SLAVE
演奏時間3:34
作詞LUNA SEA
作曲LUNA SEA
編曲LUNA SEA

2ndシングル『IN MY DREAM (WITH SHIVER)』のカップリング曲。

『SLAVE』収録アルバム

アルバム名トラック#
SINGLES (Disc 2)2
LUNA SEA COMPLETE BEST (Disc 2)2

※『SLAVE』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

『LUNA SEA』のファンの呼称であり、ファンクラブの名前でもある『SLAVE』という単語。日本語で言えば”奴隷”という意味です。

本作の曲名がその『SLAVE』なのですが、上述のような背景がありますので、『LUNA SEA』(およびファン)にとって『SLAVE』という言葉は本来の意味以上に特別なワードと言えます。

そんな本作『SLAVE』ですが、ひっそりと2ndシングルのカップリング曲として世に出ているのです。

こういうの、渋くていいですよね。

“特別な意味を持っている楽曲なんです”ということを前面に押し出し、シングルの表題曲(A面)にして本作『SLAVE』をプロモーションしたりなんてこともできたのでしょうけど、『LUNA SEA』はそんな野暮なことはしないのです。

“気付いた人だけ分かればいいよ”というスタンスで、しれっと目立たないところに収録したのでしょう。

いやぁ~かっこいいです!ロックです!

ロックと言えば、本作『SLAVE』の楽曲自体もスピード感のある仕上がりになっています。

1stシングル『BELIEVE』~8thシングル『IN SILENCE』までのカップリング曲を収録した『SINGLES』Disc2に収められているのですが、このディスクにはスピード感のある楽曲は本作のみですので、余計にこの楽曲の疾走感が心地よく感じられますね。

本作『SLAVE』、スピード感というのもキーワードの一つなのでしょうが、この楽曲のかっこいいところは、何と言っても絶妙なタイミングで縦を合わせてくるバンドサウンドではないでしょうか。

特に、Bメロの中盤、各楽器とも縦を揃えて半音を上下させる箇所が地味ながらもツボです。「黒焦げの日に」と歌うところですね。強引に文字で表すなら「黒焦に」って感じです。

う~ん…伝わりますかね 笑。

“こいつ何のこと言ってんの?”と思った方は、是非とも本作『SLAVE』を聴いてみてください!そうすればきっと…伝わるはず 笑。

Amazonで試聴できます。

『SLAVE』収録アルバムレビューリンク

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。