個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/Claustrophobia

投稿日:2018年8月31日 更新日:

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。

後世に与えた音楽的影響度もさることながら、ファンのことを“SLAVE”と呼称し、”バンドとファンが作り上げる閉鎖的空間”というヴィジュアル系独特の文化を創り出したのも『LUNA SEA』が先駆けだったのではないでしょうか。

今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『Claustrophobia』のレビューです。

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

chair

『Claustrophobia』の全体概要

基本情報

アーティストLUNA SEA
曲名Claustrophobia
演奏時間5:36
作詞LUNA SEA
作曲LUNA SEA
編曲LUNA SEA

1stシングル『BELIEVE』のカップリング曲。

曲名の『Claustrophobia』とは”閉所恐怖症”の意味。

ちなみに、『L’Arc〜en〜Ciel』のインディーズアルバム『DUNE』に収録されている楽曲の歌詞にも「Claustrophobia」という単語が出てきます。90年代前半の日本ロック業界で「Claustrophobia」という言葉が流行っていたんですかね。(そんなわけないか)

『Claustrophobia』収録アルバム

アルバム名トラック#
SINGLES (Disc 2)1

ベストアルバム『SINGLES』のみの収録。

※『Claustrophobia』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

『LUNA SEA』独特の耽美的な雰囲気を味わえる楽曲、『Claustrophobia』。

特に、繰り返し流れる伸びやかなギターフレーズ(おそらくSUGIZOのプレイ)が本作『Claustrophobia』の雰囲気を形作る上で大きな役割を果たしているものと思われます。

と言うか、むしろこのギターフレーズがこの楽曲のです。『Claustrophobia』ってどんな曲か思い出そうとすると、歌メロよりも真っ先にこのギターフレーズの方が思い浮かんできますし。

本作『Claustrophobia』の特徴と言えば、後半の爆発も外せないですね。序盤から長らく盛り上がりに欠けていた歌メロが、演奏時間3分前後辺りで一気に爆発します。

この爆発が気持ちいいんですけど、J-POPに慣れ親しんでいる耳には、3分も歌メロに盛り上がりがない楽曲というのはちょっと聴くに堪えないかもしれません。もちろん、上述のギターフレーズ等、楽曲としての聴きどころは前半3分の間にもたくさんあるんですけどね。

“音楽=歌とその他”程度の認識でいる場合、きっと本作『Claustrophobia』は退屈な楽曲と判断されてしまうでしょう。

…まぁ、忙しい現代に生きていますから、おいしいところはさっさと食べてしまいたいという事情もわからないでもないです。

ただ、腰を据えて焦らされての爆発という音楽を楽しむのもけっこうオツですよ。

ちなみに、私はこの焦らされての爆発の良さについて、『LUNA SEA』に教えてもらいました 笑。

本作『Claustrophobia』が収録されているのは『SINGLES』のDisc2(カップリング曲集)ですが、こちら、基本焦らされての爆発集です。

音楽の世界を幅広く楽しむためにも、一度このディスクで調教されてみてはいかがでしょうか 笑。

Amazonで試聴できます。

『Claustrophobia』収録アルバムレビューリンク

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】Every Little Thing/micro stress

J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。 特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダ …

【個別楽曲レビュー】B’z/ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜

ボーカルの稲葉浩志とギターの松本孝弘による二人組ロックバンド『B’z』。 『B’z』に言及するからにはやはり避けて通れないのは数々の記録でしょう。その中でも日本におけるアーティ …

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/RA-SE-N

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。 自身主宰のLUNATIC FEST.ではベテランバンドから若手バンドまでを巻き込み、日本の …

【個別楽曲レビュー】GARNET CROW/巡り来る春に

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。 女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。 丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET …

【個別楽曲レビュー】黒夢/NITE & DAY

ボーカルとベースの二人組という珍しい組み合わせのバンド、『黒夢』。 メジャーデビュー時はボーカル、ベース、ギターの3人構成だったのですが途中でギターの臣が脱退。その後はメンバー補充することなくボーカル …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。