日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!
かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。
今回は『HONEY』の個別楽曲レビューです。
※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel
『HONEY』の全体概要
基本情報
アーティスト | L’Arc〜en〜Ciel |
曲名 | HONEY |
演奏時間 | 3:47 |
作詞 | hyde |
作曲 | hyde |
編曲 | L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano |
10thシングルのタイトル曲。『花葬』、『浸食 〜lose control〜』とともに3枚同時リリースされました。
なお、『HONEY』のシングル総売り上げ枚数は約124万枚に達しています。この数字はさいたま市の人口に匹敵します。
1998年のリリースからずいぶん経った2016年、アニメ”ReLIFE”の第4話エンディングテーマになったりも。
『HONEY』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
ray | 3 |
Clicked Singles Best 13 | 7 |
The Best of L’Arc〜en〜Ciel 1998-2000 | 2 |
QUADRINITY 〜MEMBER’S BEST SELECTIONS〜 (Disc 1 hyde best) | 2 |
TWENITY (1997-1999) | 7 |
WORLD’S BEST SELECTION | 10 |
オリジナルアルバム『ray』の3曲目に収録。
その後はベストアルバムの常連とも言えるほど、数々のアルバムに収録されています。
※『HONEY』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
“スルメ曲”という言葉があります。最初の印象はイマイチだったけど、聴いていくうちに良いと思える曲という意味です。噛めば噛むほど味の出るスルメに例えた表現ですね。
実は私、本作『HONEY』はスルメ曲だと思っています!
本作『HONEY』の第一印象、それはシンプルに”かっこいい曲”でした。
スピード感があって耳に残るサビのメロディー。当時中学生だった私にとって、それらは”かっこいい曲”の定義を十分に満たす要素でした。
時は流れて高校生、大学生くらいになってくると、こういう”わかりやすい曲”に飽きてきて、もっとマイナーな曲だったり洋楽だったりに傾倒していきます。中二病ならぬ、高二病とか大二病ってやつだったのかもしれません。
そして社会人になった今、改めて、いや、中学生だった頃よりも『HONEY』を“かっこいい曲”だと思って聴いています。
いろんな曲を聴いてきて、『HONEY』のメロディーに危うさとポップさが絶妙なバランスで共存していることに気づきました。歌うようなベースの動きとか、特筆すべきところは他にもあるんですが、あえて『HONEY』の素晴らしさを挙げるなら、やはり歌メロだと思います。
このバランス加減は…かっこいいです…!
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『HONEY』収録アルバムレビューリンク
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