日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!
かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。
今回は『ROUTE 666』の個別楽曲レビューです。
※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel
『ROUTE 666』の全体概要
基本情報
アーティスト | L’Arc〜en〜Ciel |
曲名 | ROUTE 666 |
演奏時間 | 4:28 |
作詞 | hyde |
作曲 | hyde |
編曲 | L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano |
『ROUTE 666』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
REAL | 8 |
オリジナルアルバム『REAL』の8曲目に収録。
※『ROUTE 666』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
ノリノリなロックンロールの楽曲、『ROUTE 666』。
私的な感想ですが、本作『ROUTE 666』、アメリカのロックバンド『Aerosmith』って感じの聴き心地がします。
曲名の『ROUTE 666』はアメリカの”国道66号線(Route 66)”と悪魔の数字”666″を組み合わせた造語でしょう。
アメリカのRoute 66は大陸を横断する非常に長距離な国道でしたが、現在は廃線となっています。
日本人の私にはわかりませんが、アメリカ人にとってRoute 66という言葉は特別な響きを持っているそうです。その証拠に、音楽やドラマ、さらには企業の名前やブランドなんかにもこのRoute 66にちなんだものが数多く存在するそうです。(日本人の私はガソリンスタンドの”Phillips 66″くらいしか知りませんが…)
ちなみに日本には国道66号線は存在しません(国道59号線~国道100号線は欠番)。
とまあ、曲名も内容もアメリカンな作品で、遊び心の塊のような楽曲です。
本作『ROUTE 666』はメジャー7thアルバムの『REAL』に収録されているわけですが、インディーズアルバムの『DUNE』と比べると、ずいぶん聴き心地が変わったなと感じます。
『DUNE』に本作『ROUTE 666』が収録されていたら、サウンド的にも歌詞的にも絶対浮きますもん 笑。
これは別に『DUNE』と『REAL』のどっちが優れているとか、そういう話がしたいわけではありません。
ただ、長く活動をしていく中でラルクの音楽性の幅が広がっていった結果をかなりダイレクトに感じられる作品の一つが、アメリカンまみれな本作『ROUTE 666』なのかなと思っただけです。
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『ROUTE 666』収録アルバムレビューリンク
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