2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。
ヴィジュアル系というジャンルにおけるバンドアンサンブルの方針、特に、ツインギターの絡み方を打ち出したのは、このバンドではないでしょうか。『X JAPAN』と並び、後輩バンドへ大きな影響を与えたヴィジュアル系バンドの大御所です。
今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『END OF SORROW』のレビューです。
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『END OF SORROW』の全体概要
基本情報
アーティスト | LUNA SEA |
曲名 | END OF SORROW |
演奏時間 | 4:22 |
作詞 | LUNA SEA |
作曲 | LUNA SEA |
編曲 | LUNA SEA |
7thシングル。
『浜崎あゆみ』に『Endless sorrow』という似た曲名の作品がありますが、全く別物。『LUNA SEA』の方は直訳すれば”悲しみの終わり”、『浜崎あゆみ』の方は”終わりなき悲しみ”と、それぞれの曲名の字面は似ていますが、指す意味は全く逆です。
『END OF SORROW』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
STYLE | 8 |
SINGLES (Disc 1) | 7 |
PERIOD 〜THE BEST SELECTION〜 | 5 |
LUNA SEA COMPLETE BEST (Disc 1) | 7 |
LUNA SEA 25th Anniversary Ultimate Best -THE ONE- (DISC 2) | 4 |
オリジナルアルバム『STYLE』の8曲目に収録。
※『END OF SORROW』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
1stシングルの『BELIEVE』、4thシングルの『TRUE BLUE』に続き、サビから始まるシングル楽曲の『END OF SORROW』。
ロマンティックかつナルシスティックで、非常に『LUNA SEA』らしい作品です。
とにかく、展開が素敵!
最初のサビ直後の間奏、ここの伸びやかなギターで早速テンションが上がります!
演奏開始早々、こんなに派手なギターを聴かせてくれるのは『END OF SORROW』くらいではないでしょうか。
それから、2番のAメロ、ここもかっこいいですね。1番のAメロは割と静かな感じんですが、2番のAメロは一転して、激しくて緊張感のある作りになっています。この対比がかっこいい!
サビからサビへ、テンションをさらに上げてくれるすばらしい架け橋っぷりです。
あと、Cメロとギターソロを挟んだ最後のサビ、ここが最高です!
本作『END OF SORROW』には全部で4回のサビがあるのですが、最後のサビだけドラムパターンが違うんですよね。それまでのサビはちょっと独特なリズムパターン、どこか迷いがあるようなリズムだったのが、最後のサビだけ迷いのないストレートなリズムになっているんです。
Cメロで“自己愛”に目覚め、その結果、曲名通り”悲しみの終わり”を迎えたかのような、そんなサビが最後にやってくるんです。
『END OF SORROW』、実にロマンティックでナルシスティックな楽曲だと思いません?
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