2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。
90年代後半はソロで大成したRYUICHIこと『河村隆一』のインパクトが良くも悪くもバンドのイメージを左右していた印象でしたが、2010年の復活後は5人の個性がバランスよく発揮されたキレイな形で快進撃を続けているのが嬉しいですね。
今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『LASTLY』のレビューです。
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA
『LASTLY』の全体概要
基本情報
アーティスト | LUNA SEA |
曲名 | LASTLY |
演奏時間 | 6:00 |
作詞 | LUNA SEA |
作曲 | LUNA SEA |
編曲 | LUNA SEA |
本作『LASTLY』がアルバム『EDEN』収録曲の中で最も演奏時間の長い楽曲になります。
『LASTLY』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
EDEN | 6 |
オリジナルアルバム『EDEN』の6曲目に収録。
『LASTLY(最後に)』という曲名がついているものの、アルバム『EDEN』の曲順的には丁度真ん中に位置しています。
※『LASTLY』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
間奏やAメロで聴けるベースのリフが印象的な楽曲、『LASTLY』。
本作『LASTLY』は約6分という割と長尺な楽曲ですが、退屈せずに1曲聴き通すことができるのは、このベースリフのおかげではないでしょうか。メロディアスでありながらも効果的に休符が使われていて、まるで歌うようなこのベースのフレーズは聴いていて気持ちいいです。
本作『LASTLY』、アルバム『EDEN』収録曲の中で最も演奏時間の長い楽曲なわけですが、こんなにも長尺になっている大きな理由は、2番サビが終わった後の間奏にあると思われます。
この部分、なんと約1分30秒も時間を割いているのです…!
ここはRYUICHIのラララ…に始まり、Jのベースソロ、ツインギターの絡み等、『LUNA SEA』メンバーそれぞれの見せ場があるところで、実は本作『LASTLY』の一番の聴きどころと言える部分なんですね。
特に、全体を通してベースに見せ場を持っていかれ気味だったギター陣は、ここぞとばかりに美しいギターソロを聴かせてくれます!
いわゆる”サビ”ではなく、バンドの演奏部分に楽曲の一番かっこいいところを持ってくる辺り、さすが『LUNA SEA』という感じがしますね。
一方で、歌モノとして音楽を楽しみたい方にとっては、本作『LASTLY』はやたらに長い楽曲という印象を抱き、あまり好きになれない作品かもしれません…。
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『LASTLY』収録アルバムレビューリンク
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