個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】MALICE MIZER/Brise

投稿日:2018年6月24日 更新日:

今や芸能人格付けチェックの常連というイメージが強い『GACKT』。その『GACKT』が在籍していたバンドが『MALICE MIZER』です。

音楽業界の中でも異端な扱いを受けがちなV系バンドですが、そんなV系バンドの中でも”魅せ方”という点で特に異端な存在を放っていたのが『MALICE MIZER』。度重なるメンバー入れ替えの末、2001年に活動を休止しました。

今回は『Brise』の個別楽曲レビューです。

※『MALICE MIZER』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/MALICE MIZER

grass

『Brise』の全体概要

基本情報

アーティストMALICE MIZER
曲名Brise
演奏時間4:59
作詞Gackt.C
作曲Közi
編曲MALICE MIZER & 島田陽平

Google翻訳に『Brise』で仏英翻訳をかけてみたところ、”breeze”という回答が返ってきました。日本語で言えば”そよ風”といったところでしょうか。

『Brise』収録アルバム

アルバム名トラック#
merveilles5
La Meilleur Selection de MALICE MIZER11

オリジナルアルバム『merveilles』の5曲目に収録。

また、非シングル曲ながらファン投票によって選曲されたベストアルバム『La Meilleur Selection de MALICE MIZER』にも収録されています。

※『Brise』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

アルバム『merveilles』の中でひときわポップな楽曲『Brise』。

『MALICE MIZER』の楽曲にしては珍しく、ジャカジャカしたギターを聴くことができます。地中海のカラッとした日差しをイメージしているんでしょうかね。

ドラムも裏拍でオープンハイハットを入れており、けっこう楽しげな感じ。

このアウトドアな雰囲気が『MALICE MIZER』らしくなく、アルバム『merveilles』の中で独特な雰囲気を放っています。おかげで、けっこう印象的な一曲。

しかし、本作『Brise』、かなり上から目線の歌詞ですよね。「子守歌でなぐさめてあげる」とか、なかなかの王子様気質じゃないと言えないセリフです。

そう思うと、もしかしたら本作『Brise』は恋愛関係の男女の歌ではなく、“父と娘”の歌なのかもしれません。

「歳の数の灯」という表現も、娘の誕生日を祝う父親の言葉だと思えば、割とすんなり入ってきますし。父と娘なら、「子守歌」でなぐさめるのもわかります。

地中海沿岸の町に住む平和な父と娘の歌…。

本当にそうかはわかりませんが、クラシックっぽいテーマと言えばそんな気もしますし、そう考えれば、『MALICE MIZER』らしくないわけではないようにも思えてきます。

『Brise』収録アルバムレビューリンク

※『MALICE MIZER』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/MALICE MIZER

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】JUDY AND MARY/ミュージック ファイター

女性ボーカルに男性楽器隊という編成で平成の日本音楽史に数々のヒットソングを送り込んだバンド『JUDY AND MARY』。 1993年のメジャーデビュー後、6枚のオリジナルアルバムを残して2001年に …

【個別楽曲レビュー】ゴールデンボンバー/イヤホン

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。通称”金爆(きんばく)”。 自分たちの好きなことをするため、あえてメジャーデビューを選ばずにインディーズで活動 …

【個別楽曲レビュー】GLAY/JUNK ART

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 同郷の友人で組んだバンドが天下を取るという、少年漫画もびっくりの熱いストーリーも『GLAY』の魅力の一つです。青春を …

【個別楽曲レビュー】GLAY/Lovers change fighters, cool

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 シングル、アルバムともにミリオンヒットを連発し、商業的な成功という意味においては、『GLAY』のデビューをプロデュー …

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/甘い経験

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! シングルのリリースはあったものの、2018年7月現在、未だに復活後のオリジナルアルバムが発表されていません(*)。過去の名盤た …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。