個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】MALICE MIZER/Je te veux

投稿日:2018年6月27日 更新日:

今や芸能人格付けチェックの常連というイメージが強い『GACKT』。その『GACKT』が在籍していたバンドが『MALICE MIZER』です。

音楽業界の中でも異端な扱いを受けがちなV系バンドですが、そんなV系バンドの中でも”魅せ方”という点で特に異端な存在を放っていたのが『MALICE MIZER』。度重なるメンバー入れ替えの末、2001年に活動を休止しました。

今回は『Je te veux』の個別楽曲レビューです。

※『MALICE MIZER』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/MALICE MIZER

snow

『Je te veux』の全体概要

基本情報

アーティストMALICE MIZER
曲名Je te veux
演奏時間4:37
作詞Gackt.C
作曲Közi
編曲MALICE MIZER

『Je te veux』収録アルバム

アルバム名トラック#
merveilles8

オリジナルアルバム『merveilles』の8曲目に収録。

※『Je te veux』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

本作『Je te veux』が収録されているアルバム『merveilles』に私が出会った頃、もう十数年前になるのですが、当時はもちろんGoogle翻訳なんて無い時代でした。

インターネットは一応存在していましたが、まだまだマイナーな位置づけでしたね。

あの頃は”辞書を引く”というアナログな方法で他言語の意味を調べるしかありませんでした。例えば英単語の意味を知りたいなら英和辞典を引くとか。

裏を返せば、該当する言語の辞書が無いと、その言語の意味を知ることはできないというわけです。

私の家には英和辞典があったので英語の意味を知ることはできたのですが、さすがに仏和辞典はありませんでした。なので、フランス語となると当時は意味を知る術がなかったのです。

そういうわけですから、『MALICE MIZER』が繰り出すフランス語オンパレードの曲名は、もう、読み方もわからなければ意味も分からないという状態でした。

それが今やGoogle翻訳のおかげでフランス語だってすぐに他の言語の訳を知ることができます。『MALICE MIZER』の難解に思える曲名も一発で何を意味しているのか知れるわけですね、ありがたいです。

“十数年の時を経て、とうとう『Je te veux』の意味が知れるのかー”なんて思いながらGoogle翻訳にかけてみました。

日本語よりも言語体系の近い英語に翻訳するのがより正確かなと思い、『Je te veux』に仏英変換をしてみたところ、返ってきた答えは…

I want you

…なんか…フツー 笑!

すみません。『Je te veux』、楽曲の方はシンセ中心に構成されたポップで聴きやすい楽曲になっています。

『Je te veux』収録アルバムレビューリンク

※『MALICE MIZER』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/MALICE MIZER

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】相対性理論/小学館

2000年代後半、一部の世間をざわつかせた(?)不思議系おしゃれバンド『相対性理論』! 実験的な言葉選びとアレンジが非常に個性的です。 最初のミニアルバム『シフォン主義』の発表から10年以上が経過した …

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/Chelsea Girl

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! このバンドを紹介する際、当たり前のように『THE YELLOW MONKEY』と打ち込んでいるわけですが、よく考えるとこの言葉 …

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/Vivid Colors

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』! かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhyd …

【個別楽曲レビュー】黒夢/Walkin’ on the edge

ボーカルとベースの二人組という珍しい組み合わせのバンド、『黒夢』。 メジャーデビュー時はボーカル、ベース、ギターの3人構成だったのですが途中でギターの臣が脱退。その後はメンバー補充することなくボーカル …

【個別楽曲レビュー】ゴールデンボンバー/だからバイバイ

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。通称”金爆(きんばく)”。 自分たちの好きなことをするため、あえてメジャーデビューを選ばずにインディーズで活動 …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。