個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】相対性理論/三千万年

投稿日:2018年1月28日 更新日:

2000年代後半、一部の世間をざわつかせた(?)不思議系おしゃれバンド『相対性理論』!

実験的な言葉選びとアレンジが非常に個性的です。

最初のミニアルバム『シフォン主義』の発表から10年以上が経過した現在、当時の勢いを感じられていないというのが正直なところ。もう一度我々をざわつかせてくれる日を待っています。

今回は、『シンクロニシティーン』の8曲目『三千万年』のレビューです。

※『相対性理論』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/相対性理論

dinosaur

『三千万年』の全体概要

基本情報

アーティスト相対性理論
曲名三千万年
演奏時間3:15
作詞永井聖一 & ティカ・α
作曲永井聖一
編曲?

作曲はギター担当の永井聖一。作詞にクレジットされているティカ・αはボーカル担当のやくしまるえつこの別名義。

『シンクロニシティーン』収録曲で言えば、#3 『人工衛星』と同じメンツによる作詞作曲になります。

『三千万年』収録アルバム

アルバム名トラック#
シンクロニシティーン8

『シンクロニシティーン』の8曲目に収録されています。

※『三千万年』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

三千万年前、その頃の地球はと言うと、新生代の”古第三紀”という時代に相当するようです。恐竜が生きていた白亜紀の次の時代に当たります。

古第三紀という恐竜が絶滅した直後の時代ですから、もちろん人類はまだ存在していません。

本作『三千万年』、その曲に出てくる主人公は、そんな遠い昔から恋をしているらしいです。

しかし、楽曲中に出てくるのは「学芸大学」だとか「東急沿線」だとか、完全に現代の日本。古第三紀の影は一つもありません…。『三千万年』という曲名の伏線は回収されないまま、「新幹線」でどこかへ出かけていくようです…。

ところで本作『三千万年』、正直、私の中では印象が薄い楽曲なんです…。

アルバム『シンクロニシティーン』の収録曲は、曲名を見ればだいたいどれがどんな内容か思い出せるのですが、この『三千万年』だけは曲名を目にしても、”えっと…どんな曲だったっけ?”となってしまいます…。

その理由はシンプルに、”サビが弱い”ことに尽きるでしょう。

『相対性理論』の楽曲って、サビのわかりやすいメロディーと耳に残る言葉の載せ方が魅力だと思うんです。それが、本作『三千万年』は…弱い!

ただ、そんな”わかりやすさ”から外れた『三千万年』の作りを”おしゃれ”と受け取ることもできます。

不思議系おしゃれというバンドカラーの範囲内で、よりおしゃれに寄ったのが本作『三千万年』という楽曲なのかもしれません。

Amazonで試聴できます。

『三千万年』収録アルバムレビューリンク

※『相対性理論』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/相対性理論

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】ZONE/GOOD DAYS

“バンド”でも”アイドル”でもない“バンドル”という新しいジャンルで活動を始めた4人組グループ『ZONE』。 途中で本当に楽器を …

【個別楽曲レビュー】B’z/Shower

ボーカルの稲葉浩志とギターの松本孝弘による二人組ロックバンド『B’z』。 日本におけるアーティスト・トータル・セールス(CD)が歴代1位という記録を保持している『B’z』ですが …

【個別楽曲レビュー】チャットモンチー/ツマサキ

キラキラしたかわいい女の子ではなく(失礼)、もっと素の女の子をシンプルなバンドサウンドで表現してきた『チャットモンチー』! 気づけば、数多く存在する部活動的雰囲気を持った現代ガールズバンドの元祖とも言 …

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/In the Air

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』! かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhyd …

【個別楽曲レビュー】GARNET CROW/Sky

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。 女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。 丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。