個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】X JAPAN/DEAR LOSER

投稿日:2019年1月8日 更新日:

日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。

YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを虜にした楽曲、どこを切り取っても、もはや芸術とまで呼んでしまえそうな、そんな唯一無二のバンド。

2007年の再結成とその後の新たな飛躍を天国のHIDEも喜んで見守ってくれていると信じています。

今回は、『X JAPAN』の楽曲、『DEAR LOSER』のレビューです。

※『X JAPAN』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/X JAPAN

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『DEAR LOSER』の全体概要

基本情報

アーティストX JAPAN
曲名Joker
演奏時間2:27
作詞
作曲TAIJI
編曲X

ベーシストTAIJI作曲のインスト楽曲。

『DEAR LOSER』収録アルバム

アルバム名トラック#
Vanishing Vision1

インディーズアルバム『Vanishing Vision』の1曲目に収録。

※『DEAR LOSER』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

『X JAPAN』(当時のバンド名はX)の記念すべき1枚目のアルバム『Vanishing Vision』、その1曲目は、なんとリーダーYOSHIKIではなくベースのTAIJIが作曲したインストナンバーが配置されています。

Xと言えばYOSHIKIのワンマンバンド的な印象がありますので、最初のアルバムの最初の楽曲はYOSHIKIの楽曲が当然のように収録されていそうですが、そうではないんですね。

本作『DEAR LOSER』、曲名を直訳すると“親愛なる敗者”といったところでしょうか。

今では世界進出も果たし、紛れもない勝者となったXですが、インディーズ時代の当時は”ヘビメタバンドのくせにメディア露出が多いイロモノバンド”という扱いを受けており、硬派なロック業界関係者等からは白い目で見られていたようです。

記念すべき1枚目のアルバム『Vanishing Vision』の1曲目に“親愛なる敗者”という意味の楽曲を配置したのは、こういった扱いに対する“今に見てろよ”という想いがあったのではと推測します。

つまり、”敗者”とは”イロモノ扱いされていた自分たち”のことであり、”イロモノ扱いしてやがるけど、音楽は本物よ?”という想いを込めて本作『DEAR LOSER』をアルバムの1発目に仕込んだということです。

…上述はただの私の推測ですが、“今に見てろよ”という想いが『DEAR LOSER』に本当に込められていたとしたら、それは十分すぎるほどに果たされたと、今なら間違いなく言えますね。

VANISHING VISION 2000年 (型番XXC-1001) (Amazonリンク)

(『Vanishing Vision』のAmazonリンクです。『Vanishing Vision』の過激なジャケットを表示させるとGoogle先生に怒られそうなので、文字リンクの配置とさせてください。)

『DEAR LOSER』収録アルバムレビューリンク

※『X JAPAN』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/X JAPAN

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。