日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。
YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを虜にした楽曲、どこを切り取っても、もはや芸術とまで呼んでしまえそうな、そんな唯一無二のバンド。
再結成後もレジェンドとしての貫禄を見せつけ続けてほしいですね。
今回は、『X JAPAN』の楽曲、『Desperate Angel』のレビューです。
※『X JAPAN』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/X JAPAN
『Desperate Angel』の全体概要
基本情報
アーティスト | X JAPAN |
曲名 | Desperate Angel |
演奏時間 | 5:53 |
作詞 | TOSHI |
作曲 | TAIJI |
編曲 | X |
ToshlとTAIJIによる作品。
『Desperate Angel』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
Jealousy | 4 |
B.O.X 〜Best of X〜 (Disc 1 Best of X) | 2 |
メジャー2ndオリジナルアルバム『Jealousy』の4曲目に収録。
※『Desperate Angel』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
Toshl作詞、TAIJI作曲の作品『Desperate Angel』。
本作『Desperate Angel』が収録されているアルバム『Jealousy』の#6 『Voiceless Screaming』もこの組み合わせの作詞作曲です。インディーズアルバム『Vanishing Vision』の#3 『PHANTOM OF GUILT』でも見られたコンビですので、珍しいように思えてそこそこな頻度で曲作りをしていたのかもしれません。
本作『Desperate Angel』、”自暴自棄の天使”なんていう重たい曲名が付いていますが、楽曲自体はかなりキャッチー。
特にサビのキャッチーさはアルバム『Jealousy』の中でも1位2位を争うほどではないでしょうか。サビの歌と歌の合間に聴こえるデンデデデデーン×2というギターリフが、Xらしく無いくらいキャッチーなのですが、それがまた印象的です。
印象的と言えば、歌メロの譜割の細かさによる早口なボーカルもそうですよね。
Xのハイスピード楽曲って、楽器隊はかなりスピードを求められる演奏なのですが、歌メロの譜割はそこまで細かくありません。ピッチはめちゃめちゃ高いですけど 笑。
そんな早口ボーカルの『Desperate Angel』、特にAメロBメロの早口っぷりは『X JAPAN』の楽曲の中でも随一でしょう。英語詞ということもあって、正直何言ってるかわかんないです 笑。
カラオケで自ら歌おうものなら相当な練習を覚悟しておく必要がありそうです。
Amazonで試聴できます。
『Desperate Angel』収録アルバムレビューリンク
※『X JAPAN』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/X JAPAN