日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。
YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを虜にした楽曲、どこを切り取っても、もはや芸術とまで呼んでしまえそうな、そんな唯一無二のバンド。
2007年の再結成とその後の世界進出で、解散前よりもパワーアップした『X JAPAN』にまだまだ目を離せませんね!
今回は、『X JAPAN』の楽曲、『EASY FIGHT RAMBLING』のレビューです。
※『X JAPAN』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/X JAPAN

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『EASY FIGHT RAMBLING』の全体概要
基本情報
アーティスト | X JAPAN |
曲名 | EASY FIGHT RAMBLING |
演奏時間 | 4:42 |
作詞 | TOSHI & 白鳥瞳 |
作曲 | X |
編曲 | X |
作詞が”TOSHI & 白鳥瞳”、作曲が”X”という珍しい制作陣。
作詞の”白鳥瞳”は外部の人ではなく、YOSHIKIのペンネームの一つ。
『EASY FIGHT RAMBLING』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
BLUE BLOOD | 4 |
メジャー1stオリジナルアルバム『BLUE BLOOD』の4曲目に収録。
※『EASY FIGHT RAMBLING』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
初期Xのアルバムに1曲は収録されていた、TOSHI作詞の作品。
メジャー1stオリジナルアルバム『BLUE BLOOD』には本作『EASY FIGHT RAMBLING』がTOSHI作詞作品として収録されています。
本作『EASY FIGHT RAMBLING』、ベストアルバムには収録されておらず、濃い顔ぶれの並んだ『BLUE BLOOD』に収録されているため、なんとなく影の薄い印象の楽曲です。
ただ、よく聴いてみるとけっこうキャッチーなんですよね、『EASY FIGHT RAMBLING』。サビなんかも二つあるような聴き心地です。
コーラスと掛け合いのある「Shake off…」のところがサビかな…と思いながら聴いていると、よりメロディアスに盛り上がる「見失いかけた…」という部分がさらに出てくるという。この流れはなかなかテンション上がります!
詞の方も、YOSHIKI単独の作品とはまた違った言葉選びがなされているように思えます。例えば、「イライラ」という言葉。これはYOSHIKIなら作詞に使わなさそうな言葉で、おそらくTOSHIが選んだ言葉なんだろうと思います。
作詞のクレジットに”TOSHI”の文字が入っている先入観のせいかもしれませんが、いつもの『X JAPAN』の楽曲とは違う”言葉使い”を楽しむのも、本作『EASY FIGHT RAMBLING』のおもしろさだと感じます。
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『EASY FIGHT RAMBLING』収録アルバムレビューリンク
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