個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】the brilliant green/Rainy days never stays

投稿日:2017年3月27日 更新日:

『the brilliant green』はもっと評価されるべき!!

UKロック風のバンドサウンドアンニュイなのにメルヘン感のある川瀬智子のボーカルの絶妙な組み合わせは唯一無二です!

そんな『the brilliant green』のメンバ構成は女性ボーカルとベースの2人組となっています。元々は3人組でしたが、2010年にギターが脱退して今の形になりました。

今回は、『the brilliant green』のシングルコレクションアルバム、『complete single collection ’97-’08』の13曲目、『Rainy days never stays』の個別楽曲レビューです。

※『the brilliant green』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/the brilliant green

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『Rainy days never stays』の全体概要

基本情報

アーティストthe brilliant green
曲名Rainy days never stays
演奏時間3:55
作詞川瀬智子
作曲奥田俊作
編曲the brilliant green

13thシングル。

曲名を意訳すれば、”やまない雨はない”ってところでしょうか。

ちょっと調べてみましたが、英語に『Rainy days never stays』でことわざ的に使う用法はなさそうでした。『the brilliant green』の造語かもしれません。

『Rainy days never stays』収録アルバム

アルバム名トラック#
THE WINTER ALBUM9
complete single collection ’97-’0813

4thアルバム『THE WINTER ALBUM』の9曲目に”album mix”で収録。

※『Rainy days never stays』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

なんだか『倉木麻衣』っぽい。名探偵コナンの主題歌になってそう。

イントロのアコースティックギターのフレーズと、打ち込みっぽいハイハットとバスドラムがそんな印象を抱かせます。

具体的な曲を挙げるとすると、これが近いかなぁ。

ということで、またもやUKロック風サウンドじゃない1曲です。

この手のジャンルをなんと呼べばいいかわからないので、『倉木麻衣』風としておきます。

この辺りまで来ると、サビの盛り上げにストリングスを使うのは、もはや『the brilliant green』の得意技という感じがしますね。

確かに川瀬智子の歌声(特に高音域)とストリングスの親和性は高くて、サビがよく映えますが。

曲名の『Rainy days never stays』の通り、”雨上がり”を思わせる爽やかな雰囲気の仕上がりです。

『complete single collection ’97-’08』は個性的で味の濃い曲が多いのですが、こういった健康的であっさりした1曲があるおかげで、疲れることなく1枚通して楽しめます。

Amazonで試聴できます。

『Rainy days never stays』収録アルバムレビューリンク

※『the brilliant green』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/the brilliant green

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。