2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。
90年代後半はソロで大成したRYUICHIこと『河村隆一』のインパクトが良くも悪くもバンドのイメージを左右していた印象でしたが、2010年の復活後は5人の個性がバランスよく発揮されたキレイな形で快進撃を続けているのが嬉しいですね。
今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『STAY』のレビューです。
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA
『STAY』の全体概要
基本情報
アーティスト | LUNA SEA |
曲名 | STAY |
演奏時間 | 3:52 |
作詞 | LUNA SEA |
作曲 | LUNA SEA |
編曲 | LUNA SEA |
『STAY』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
EDEN | 11 |
オリジナルアルバム『EDEN』の11曲目に収録。
本作『STAY』がアルバム『EDEN』の最終トラックになります。
※『STAY』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
アルバム『EDEN』の最後を飾るのはキャッチーで明るい本作『STAY』。
アルバムの締めがポジティブ系なのは前アルバム『IMAGE』の『WISH』と同じ流れですね。
とは言え、『LUNA SEA』のライブセットリストを眺めてみると、『WISH』が未だにライブのラスト定番というポジションを獲得している一方、本作『STAY』が『WISH』と同じだけの役割を担えているわけではなさそうです。
もちろん『WISH』の完成度が高すぎたというのはあるのでしょうが、本作『STAY』って、なんだか惜しいんですよね。
Bメロなんかは『WISH』に引けを取らないほど、非常にキャッチーに仕上がっています。いや本当、『STAY』のBメロは是非とも聴いてみていただきたい。ここだけ切り取れば、”これっていつのヒットソング?『STAY』はなんで地味に埋もれてしまっているの?”と思えるほどキャッチーなんです!
…ただ、その後のサビが…ちょっと…弱い…!
Bメロは非常に完成度が高いので、その流れのまま、さらにリスナーの期待を裏切るほどのサビが『STAY』にあれば…あの『WISH』の牙城を崩せたのでは…なんていう惜しさを感じるのです…。
あとは…歌詞ですね。
『LUNA SEA』の楽曲ってそこまで歌詞を気にする類の音楽ではないと思って聴いていますが、さすがに本作『STAY』は「鮮やか」って言い過ぎ 笑。
「鮮やか」という抽象的な言葉が独り歩きして、ちょっとモヤっとします。私の読解力がないだけかもしれませんが。
なんだか否定的な形で幕を下ろしそうですが、決して本作『STAY』、嫌いなわけではありません。この楽曲のキャッチーなBメロが聴きたくて『STAY』の再生ボタンを押すことが、なんだかんだ言ってけっこうあるのです。
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『STAY』収録アルバムレビューリンク
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