2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
ギラギラとした妖しい雰囲気はそのままに、復活後の彼らの楽曲には溢れんばかりの優しさを感じます。
離れ離れになっていた十数年という時間の中、『THE YELLOW MONKEY』というバンドが誕生した奇跡について、ある種悟りのようなものをメンバーたちが感じ取った結果なのかもしれませんね。
今回は、アルバム『9999』の7曲目、『Changes Far Away』レビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
目次
『Changes Far Away』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | Changes Far Away |
演奏時間 | 4:00 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
『Changes Far Away』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
9999 | 7 |
オリジナルアルバム『9999』の7曲目に収録。
※『Changes Far Away』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
ギターの音色は『QUEEN』、歌メロは『Billy Joel』。
本作『Changes Far Away』に対する印象はとにかく上記の通りです。
ギター・オーケストレーションという技法というのでしょうか。イントロで真っ先に聴こえるギター、この音の作り方はいかにも『QUEEN』って感じですよね。『QUEEN』のギタリストBrian Mayに倣い、この曲では菊地英昭もコインで弦をはじいているのかもしれません 笑。
アルバム『9999』がリリースされる少し前に『QUEEN』の映画”ボヘミアン・ラプソディ”が流行っていたこともあり、かなりタイムリーな時期でのオマージュだなという印象。
ちょうど映画”ボヘミアン・ラプソディ”が流行っていた頃、『QUEEN』を扱う番組にイエモンのメンバーが出演していましたし、本作『Changes Far Away』が『QUEEN』のギター・オーケストレーションを意識していると見て間違いないでしょう。
そして、Aメロの歌メロはまさに『Billy Joel』の『Piano Man』。
本作『Changes Far Away』の「叶え叶え…」の部分と、『Piano Man』の「It’s nine o’clock…」の部分、メロディーが1フレーズそのまんまいっしょかと 笑。
イエモンが『Billy Joel』にどう影響されているのかはわかりませんが、このそっくりっぷりを聴き比べてみるのもおもしろいと思います。
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『Changes Far Away』収録アルバムレビューリンク
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