日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!
かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。
今回は『winter fall』の個別楽曲レビューです。
※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel
『winter fall』の全体概要
基本情報
アーティスト | L’Arc〜en〜Ciel |
曲名 | winter fall |
演奏時間 | 4:53 |
作詞 | hyde |
作曲 | ken |
編曲 | L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano |
8thシングル。
『L’Arc〜en〜Ciel』の歴史の中で、初めてオリコン1位を獲得したシングルになります。
『winter fall』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
HEART | 2 |
Clicked Singles Best 13 | 5 |
The Best of L’Arc〜en〜Ciel 1994-1998 | 12 |
TWENITY (1997-1999) | 2 |
オリジナルアルバム『HEART』の2曲目に収録。
※『winter fall』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
曲名通り、”冬”をテーマにした1曲。
『L’Arc〜en〜Ciel』には”冬”をテーマにした曲として本作『winter fall』の他に『snow drop』も有名です。この2曲を比較するならば、個人的には『snow drop』の方が好きだったりします 笑。
本作『winter fall』、ストリングスの効いたアレンジが随所に散りばめれており、かなり印象的です。
歌メロと歌メロの間に聴こえる、ほんの1、2小節程度の演奏、『winter fall』で記憶に残っているのは全部ストリングス系です。例えば、AメロとBメロのつなぎだったり、Bメロの途中だったりといった部分。
何が言いたいかというと、ロックバンドなら、バンド外の音はできるだけ控えめにしてほしいなという、わがままな思いが私の中にあるってことです。
特に、歌メロと歌メロの間のつなぎなんかは”ここぞ!”とばかりにバンドサウンドを聴かせてほしい部分なんですよね。1番と2番の間奏のギターのアルペジオとか、どんどん盛り上がっていくイントロのベースとか、かっこいいバンドサウンド部分があるので、それをもっと曲全体的に聴かせてほしいな…なんて。
とはいえ、本作『winter fall』の曲自体の完成度はとても美しいです!
“ロックバンドならこうあってほしい!”というこだわりを捨てて、純粋に曲の良さを楽しむ1曲ではないでしょうか。聴き手側の変なこだわりのせいで見過ごすにはもったいない曲が世の中にたくさんあるはずですよね。私はそのこだわりをどこか捨てきれない部分があるようで…。
本作『winter fall』が素敵なのは頭では理解できても、心からオススメできない自分がいます…。
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『winter fall』収録アルバムレビューリンク
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