2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
大人の魅力を増して帰ってきてくれましたね!
これから出す新曲やアルバムがどんなものになるのか楽しみです。年齢的な深みが増すことで、必ずしやこれまでの名盤、名曲を超える作品を生み出していってくれることでしょう!
今回は、アルバム『8』の5曲目、『HEART BREAK』のレビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『HEART BREAK』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | HEART BREAK |
演奏時間 | 5:16 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY & 笹路正徳 & 森俊之 |
外部の方が編曲に携わっています。
19thシングル『バラ色の日々』のカップリングが初出です。
『HEART BREAK』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
8 | 5 |
THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST (DISC 3) | 5 |
アルバム『8』の5曲目に収録。こちらはAlbum Versionになります。
また、ベストアルバム『THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST』にも収録されています。
※『HEART BREAK』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
歌謡曲の香りがプンプン漂う1曲、『HEART BREAK』。
元々『THE YELLOW MONKEY』は歌謡曲風な楽曲が多く、それが特徴の一つであるバンドなのですが、本作『HEART BREAK』は特にその傾向が強いです。
着物を着た女性がスナックのカラオケでゆらゆらと歌っていそうな雰囲気を感じます。
これまでの歌謡曲風楽曲に比べてサウンドがまろやかになっているからでしょうか、以前の歌謡曲風楽曲に充満していた”妖しさ”がかなり抜けていますね。
インディーズの『Bunched Birth』の頃と比べると、ずいぶん変化した感じがします。
一方、歌詞の方は相変わらずの吉井和哉節が炸裂しています。
楽曲のテーマは『HEART BREAK』という曲名の通り、”心の傷跡の治療”といったところでしょうか。”辛いよ~”っていう心情の吐露ではなく、上述の通り“治療”の方にスポットライトを当てているところに吉井和哉のオリジナリティを感じます。
スナックのお姉さまに優しく介抱される、そんな絵が思い浮かぶ1曲です。
Amazonで試聴できます。
『HEART BREAK』収録アルバムレビューリンク
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