ギターボーカル担当の川谷絵音の不倫だったり、ドラム担当のほな・いこかが「さとうほなみ」名義で女優デビューしたりと、音楽面よりメンバーの素行が注目されてしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』
注目のされ方はバンドとしては不本意だったと思いますが、当バンドの楽曲はおしゃれなサウンドに乗せたラップとキャッチーなサビが魅力です。
今回は、彼らのメジャー1stアルバムとしてリリースされた『魅力がすごいよ』の7曲目、『サリーマリー』のレビューです。
※『ゲスの極み乙女。』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゲスの極み乙女。
『サリーマリー』の全体概要
基本情報
アーティスト | ゲスの極み乙女。 |
曲名 | サリーマリー |
演奏時間 | 5:10 |
作詞 | 川谷絵音 |
作曲 | 川谷絵音 |
編曲 | ? |
曲名は『サリーマリー』ですが、曲中では「さぁり、まぁり」と歌っています。
「さりぃ、まりぃ」と言葉をハメても成立するメロディーなんですが、なぜ「さぁり、まぁり」としたのか、ちょっと気になります。
『サリーマリー』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
魅力がすごいよ | 7 |
『ゲスの極み乙女。』メジャー1stアルバム『魅力がすごいよ』の7曲目に収録。
※『サリーマリー』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
スローテンポな曲ってわけではなんですが、演奏時間が5分を超える1曲。
イントロから繰り返される1~2小節程度の短いギターリフ、曲の途中で入る”語り”部分、突然入るショパンの『子犬のワルツ』などなど、『ゲスの極み乙女。』の特徴的な要素がふんだんに詰まった1曲でもあります。
そのため、演奏時間がけっこう長めなんですね。最後の40秒くらいはひたすら『子犬のワルツ』のピアノソロですし。
この、”語り”部分ってファンの間ではどう思われているんでしょうね。
『ゲスの極み乙女。』というバンドの個性である部分だとは思うのですが、正直私は…どちらかと言えば苦手かもしれません。本作『サリーマリー』も、この”語り”がなければもっとリピートして聴くのになぁと感じるところがあります。
逆に言えば、その”語り”を除けばけっこう好きなんです。
Bメロ終わりからサビ始まりにかけて、ピアノで盛り上げてくところとか、かっこよさと美しさが同居してて素直にいいなって思います。
突然入る『子犬のワルツ』も、最初は”えっ!?”って思いましたが、慣れれば”これはこれでアリだな”って思えます。おしゃれだねぇって。
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『サリーマリー』収録アルバムレビューリンク
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クラシックにも色々ある中、仔犬のワルツがこの曲の雰囲気にぴったりですよね。
千利休さん
子犬のワルツを選択するあたりに、このバンドのおしゃれなセンスを感じますよね~。