伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。
カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして若くして迎えてしまった死…。
『hide』を聴いたことがある人なら、おそらく誰しも思ったんじゃないでしょうか、”今も生きてたら、どんなことして楽しませてくれてたんだろう”って。
今回は、『DOUBT』のレビューです。
※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide
『DOUBT』の全体概要
基本情報
アーティスト | hide |
曲名 | DOUBT |
演奏時間 | 4:42 |
作詞 | hide |
作曲 | hide |
編曲 | hide |
2ndシングル『50%&50%』のカップリングとして収録されたのが初出。
『DOUBT』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
HIDE YOUR FACE | 7 |
Ja,Zoo | 5 |
hide BEST 〜PSYCHOMMUNITY〜 | 11 |
KING OF PSYBORG ROCK STAR | 3 |
We Love hide 〜The Best in The World〜 (DISC 1) | 7 |
オリジナルアルバム『HIDE YOUR FACE』には”REMIX VERSION”で収録され、さらに『Ja,Zoo』では『DOUBT ’97(MIXED LEMONed JELLY MIX)』で収録されています。
また、シングルA面曲ではありませんが、幾つかのベストアルバムに収録されています。
※『DOUBT』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
とにかく、いろんなバージョンでいろんなアルバムに収録されているのが、本作『DOUBT』。おそらくですが、『hide』本人もお気に入りの曲だったんじゃないでしょうか。
シングルA面曲ではありませんが、『hide』の代表作として数えられる1曲だと思います。
例えば、『B’z』の『いつかのメリークリスマス』のような、アルバム曲だけどベスト盤には収録されているって楽曲、ありますよね。本作『DOUBT』もそんな立ち位置のように思います。
曲調はかなりハードでノイジーです。ボーカルにもがっつりエフェクトがかかっています。
本作『DOUBT』、○○ロックとか○○メタルとか、ちゃんとしたジャンルで括れるんでしょうけど、ちょっと私の知識不足でこの辺りのことはわかりません。。。少なくとも、日本のメジャー音楽シーンでは聴くことの少ない”重さ”があるように思います。
上記サウンドに皮肉めいた歌詞が乗っかっていますが、やはり言葉選びに『hide』のポップセンスが見え隠れしますね。
「カエル」や「チワワ」なんてワード、『X JAPAN』の楽曲ではまず使われない言葉でしょう 笑。
『DOUBT』収録アルバムレビューリンク
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