90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。
シングル、アルバムともにミリオンヒットを連発し、商業的な成功という意味においては、『GLAY』のデビューをプロデュースしたあのYOSHIKI率いる『X JAPAN』を超えたと言っても過言ではないでしょう。(もちろん、CDがたくさん売れた方が偉いとか、そういった話をつもりはないです。あくまで数字的な観点で。)
今回は、『GLAY』の楽曲、『カーテンコール』のレビューです。
※『GLAY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GLAY
『カーテンコール』の全体概要
基本情報
アーティスト | GLAY |
曲名 | カーテンコール |
演奏時間 | 5:34 |
作詞 | TAKURO |
作曲 | TAKURO |
編曲 | GLAY& 佐久間正英 |
『カーテンコール』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
BELOVED | 10 |
THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜 (Disc 1) | 12 |
MUSIC LIFE (BALLADE BEST☆MELODIES) | 10 |
REVIEW II -BEST OF GLAY- (TAKURO盤) | 12 |
オリジナルアルバム『BELOVED』の10曲目に収録。
1996年発売の『BELOVED』から13年後、『THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜』にてベストアルバム収録を果たしました。
※『カーテンコール』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『GLAY』のバラードと言えば、『HOWEVER』や『ずっと2人で…』あたりが有名でしょうかね。
しかし、本作『カーテンコール』、知名度は確かに上記のバラードに負けますが、内容は負けず劣らずの名作です。
とにかくメロディーが秀逸。
Aメロ、Bメロ、サビと、メロディーの説得力だけで盛り上がっていきます。1コーラス目なんか、バックの演奏がピアノだけなんですけど、十分メロディーだけでストーリーが語られています。
コーラスもなく、楽器が増えるでもなく、メロディーを頼りにサビを盛り上げるって、本当にすごいと思います。『GLAY』の楽曲はどれもそうなのかもしれませんが、『カーテンコール』は前半のアレンジがシンプルなだけに、余計メロディーの良さが引き立ちますね。
アレンジと言えば、1コーラス目をピアノのみでまとめ、途中からバンドサウンドが入って来るという形は『X JAPAN』のバラードを思い出させるやり方です。
本作『カーテンコール』はYOSHIKIが絶賛したと言われていますが、この『X JAPAN』のバラードっぽいアレンジが気に入ったのかも知れませんね 笑。
『カーテンコール』収録アルバムレビューリンク
※『GLAY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GLAY