J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。
特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダンスっぽいサウンドを見事に融合させた、ザ・J-POPでした。
これが日本人の心に響かないわけがない!
今回は、『Every Little Thing』の楽曲、『キモチ』のレビューです。
※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing
『キモチ』の全体概要
基本情報
アーティスト | Every Little Thing |
曲名 | キモチ |
演奏時間 | 4:05 |
作詞 | 持田香織 |
作曲 | 五十嵐充 |
編曲 | 五十嵐充 |
“もっちー”こと持田香織が作詞担当。
五十嵐充が『Every Little Thing』を脱退する前は、作詞も五十嵐充が担当することが多かったので、この頃の楽曲で作詞が持田香織なのは珍しいケースです。
『キモチ』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
Every Best Single +3 | 14 |
ベストアルバム『Every Best Single +3』のみの収録。
※『キモチ』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
ベストアルバム『Every Best Single +3』の”+3″にあたる1曲が本作『キモチ』。シングルベストに収録されたオマケ3曲のうち1曲ということです。
このオマケ3曲のうち、なんと2曲がインスト曲になっています。そのため、本作『キモチ』が唯一の歌入りのオマケ楽曲。ベストアルバム『Every Best Single +3』全体を通して作詞が持田香織なのも本作『キモチ』のみ。まさに、ベストアルバムのオマケに相応しい楽曲です 笑!
楽曲の内容、一言でいうとかわいいって感じです。ELTの過去の作品で言えば、1stアルバム『everlasting』の『Never Stop!』が近いかな。こっちも持田香織作詞ですし。
あと、後の楽曲ですが、マクロスFの『星間飛行』なんかと楽曲の雰囲気が似てるなと感じます。
『星間飛行』は2008年の楽曲ですので、『キモチ』が世に出てから10年ほど後の作品なのですが、知名度的には『星間飛行』の方が高いと思ったので、比較に出させてもらいました。
『キモチ』には『星間飛行』ほどアイドルっぽさはありませんが、楽曲の持つかわいさの方向性は似ていると思うんですよね。
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『キモチ』収録アルバムレビューリンク
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