2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。
ヴィジュアル系というジャンルにおけるバンドアンサンブルの方針、特に、ツインギターの絡み方を打ち出したのは、このバンドではないでしょうか。『X JAPAN』と並び、後輩バンドへ大きな影響を与えたヴィジュアル系バンドの大御所です。
今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『TRUE BLUE』のレビューです。
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA
『TRUE BLUE』の全体概要
基本情報
アーティスト | LUNA SEA |
曲名 | TRUE BLUE |
演奏時間 | 3:45 |
作詞 | LUNA SEA |
作曲 | LUNA SEA |
編曲 | LUNA SEA |
4thシングル。
オリコンシングルチャートで『LUNA SEA』が初めて第1位を獲得した作品です。
『TRUE BLUE』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
MOTHER | 9 |
SINGLES (Disc 1) | 4 |
PERIOD 〜THE BEST SELECTION〜 | 7 |
LUNA SEA COMPLETE BEST (Disc 1) | 4 |
LUNA SEA 25th Anniversary Ultimate Best -THE ONE- (DISC 2) | 5 |
オリジナルアルバム『MOTHER』の9曲目に収録。
※『TRUE BLUE』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
バンドサウンドを縦に合わせたキメが印象的な1曲、『TRUE BLUE』。
オープニングだったりサビの始まる前だったり、楽曲の大事な部分でこのキメが繰り返し使われています。なので、『TRUE BLUE』と言えば”ダッダッダッダッダーダーダー“というこのキメが真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。シンプルでありながらも頭に残るフレーズです。
上述のキメに隠れてしまいがちですが、Aメロのギターの掛け合いも、個人的には本作の聴きどころだと思っています。
右チャンネルのギターと左チャンネルのギターが、まるで会話しているかのように掛け合うのが聴いていて面白いです。
ただ、もったいないことに、『TRUE BLUE』ではAメロを1回だけしかやっててくれません。演奏時間の短さから察するに、贅肉と思われるところはバッサリ削ぎ落しているんでしょうね。
本作『TRUE BLUE』、惜しむらくはギターソロでしょうか。
シンプルさを突き詰めた結果か、ギターソロのフレーズがサビのメロディーをなぞったような形になっており、ちょっと物足りなさを感じてしまいます。
今の構成でも十分かっこいいんですが、ギターソロにもう少し尺を取って凝ったフレーズにしくれてもよかったのにな、というのが私の正直な感想です。
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『TRUE BLUE』収録アルバムレビューリンク
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