伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。
カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして若くして迎えてしまった死…。
『hide』を聴いたことがある人なら、おそらく誰しも思ったんじゃないでしょうか、”今も生きてたら、どんなことして楽しませてくれてたんだろう”って。
今回は、個別楽曲『Cafe Le Psyence』のレビューです。
※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide
『Cafe Le Psyence』の全体概要
基本情報
アーティスト | hide |
曲名 | Cafe Le Psyence |
演奏時間 | 1:00 |
作詞 | hide |
作曲 | hide |
編曲 | hide |
アルバム『PSYENCE』のインスト楽曲その3。
『Cafe Le Psyence』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
PSYENCE | 12 |
オリジナルアルバム『PSYENCE』の12曲目に収録。
※『Cafe Le Psyence』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
アルバム『PSYENCE』のテーマソング(?)として、1曲目に『PSYENCE』というインスト楽曲が収録されています。
それをピアノを中心に作り替え、短くまとめたのが本作『Cafe Le Psyence』。
曲名通り、カフェで生演奏を聴いているシーンを切り取ったかのような楽曲です。ガヤガヤとした周囲の雑音が、賑わうカフェを演出していますね。
1分程度のインスト曲ですので、アルバム中のつなぎというのが本作『Cafe Le Psyence』の本来の役割でしょう。
ただ、上述した通り、アルバム『PSYENCE』の1曲目に出てくるメインテーマ相当を12曲目にして繰り返すことで、『Cafe Le Psyence』がただのつなぎではなく、アルバム全体のテーマをもう一度リスナーに伝える役割も担っているように感じます。
まるで、映画のメインテーマが感動の場面でバラードっぽくアレンジされたり、エキサイティングな場面でアップテンポにアレンジされたりするように、同じメロディーを一つの大きな作品の中で繰り返しているわけですね。
これは、『hide』がアルバムを”ただの曲の寄せ集め”とは考えず、”アルバム1枚で一つの作品”として扱っていることの表れだと思います。
それでいて、アルバム『PSYENCE』収録曲が名曲だらけで、個々の楽曲単位でも完成度が高いというが恐ろしいところです…!
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『Cafe Le Psyence』収録アルバムレビューリンク
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