J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。
特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダンスっぽいサウンドを見事に融合させた、ザ・J-POPでした。
これが日本人の心に響かないわけがない!
今回は、『Every Little Thing』の楽曲、『Future World』のレビューです。
※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing
『Future World』の全体概要
基本情報
アーティスト | Every Little Thing |
曲名 | Future World |
演奏時間 | 4:07 |
作詞 | 五十嵐充 |
作曲 | 五十嵐充 |
編曲 | 五十嵐充 |
2ndシングル。2000年にELTを脱退した五十嵐充が作詞・作曲・編曲を担当。
『Future World』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
everlasting | 1 |
Every Best Single +3 | 2 |
Every Best Single 〜COMPLETE〜 (Disc 1) | 2 |
Every Cheering Songs | 2 |
Every Best Single 2 〜MORE COMPLETE〜 (Disc 1) | 2 |
オリジナルアルバム『everlasting』の1曲目に収録。
また、ELTの応援ソングを集めたコンセプトベストアルバムなる『Every Cheering Songs』にも収録されています。
※『Future World』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
初期ELTっぽさ全開の1曲、『Future World』。
シンセサウンド8割、バンドサウンド2割くらいのバランスがいかにも90年代J-POPって感じがします。
本作『Future World』もそうですけど、初期ELTの楽曲って、いい意味で軽いんですよね。前向きな歌詞のテーマとカラフルなサウンドが、引っかかりなく右から左に聴き流せるというか。
こういう表現の仕方って、楽曲を貶しているように受け止められるかもしれませんが、決してそんな意図はありません。
シリアスに心をガンガン動かす音楽ももちろん素敵ですけど、サラッと聴き流せる音楽だって、存在価値はあると思うんです。例えば、通勤中の満員電車の中、耳に入る音楽へただ身を任せて心を無にしたいときなんかには、こういう軽いポップスをBGMにするのがちょうどいいなって感じます。
そしてそんな時ほど、”『Future World』のイントロって、けっこうベースが動き回ってるなー”なんて発見して楽しんだりできるんですよね 笑。
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『Future World』収録アルバムレビューリンク
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