個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】Every Little Thing/Future World

投稿日:2018年2月14日 更新日:

J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。

特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダンスっぽいサウンドを見事に融合させた、ザ・J-POPでした。

これが日本人の心に響かないわけがない!

今回は、『Every Little Thing』の楽曲、『Future World』のレビューです。

※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing

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『Future World』の全体概要

基本情報

アーティストEvery Little Thing
曲名Future World
演奏時間4:07
作詞五十嵐充
作曲五十嵐充
編曲五十嵐充

2ndシングル。2000年にELTを脱退した五十嵐充が作詞・作曲・編曲を担当。

『Future World』収録アルバム

アルバム名トラック#
everlasting1
Every Best Single +32
Every Best Single 〜COMPLETE〜 (Disc 1)2
Every Cheering Songs2
Every Best Single 2 〜MORE COMPLETE〜 (Disc 1)2

オリジナルアルバム『everlasting』の1曲目に収録。

また、ELTの応援ソングを集めたコンセプトベストアルバムなる『Every Cheering Songs』にも収録されています。

※『Future World』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

初期ELTっぽさ全開の1曲、『Future World』。

シンセサウンド8割、バンドサウンド2割くらいのバランスがいかにも90年代J-POPって感じがします。

本作『Future World』もそうですけど、初期ELTの楽曲って、いい意味で軽いんですよね。前向きな歌詞のテーマとカラフルなサウンドが、引っかかりなく右から左に聴き流せるというか。

こういう表現の仕方って、楽曲を貶しているように受け止められるかもしれませんが、決してそんな意図はありません。

シリアスに心をガンガン動かす音楽ももちろん素敵ですけど、サラッと聴き流せる音楽だって、存在価値はあると思うんです。例えば、通勤中の満員電車の中、耳に入る音楽へただ身を任せて心を無にしたいときなんかには、こういう軽いポップスをBGMにするのがちょうどいいなって感じます。

そしてそんな時ほど、”『Future World』のイントロって、けっこうベースが動き回ってるなー”なんて発見して楽しんだりできるんですよね 笑。

Amazonで試聴できます。

『Future World』収録アルバムレビューリンク

※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。