2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。
女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。
丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET CROW』の魅力です。
今回は、アルバム『first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~』の6曲目、『A crown』のレビューです。
※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW
『A crown』の全体概要
基本情報
アーティスト | GARNET CROW |
曲名 | A crown |
演奏時間 | 5:12 |
作詞 | AZUKI七 |
作曲 | 中村由利 |
編曲 | 古井弘人 |
『GARNET CROW』のメンバーで作詞・作曲・編曲を行っています。
“crown”とは”王冠”という意味です。歌詞にも「王冠」というワードが出てきます。”crown”とスペルの似ている”clown”という単語があるのですが、こちらは”道化師”という意味。
“clown(道化師)”の方が、『GARNET CROW』っぽいワードだなぁなんて思ったり 笑。
『A crown』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~ | 6 |
THE BEST History of GARNET CROW at the crest… (Disc 3:Premium Disc) | 6 |
インディーズミニアルバム『first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~』に収録されています。
※『A crown』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
90年代のJ-POPな香りが漂う1曲。
様々な音色が採用されていながら、ごちゃごちゃにならずにまとまっているところが『GARNET CROW』のすごいところです!インディーズアルバムながら、こういった職人的な技が既に光っていますね。
本作『A crown』、アルバムのエンディングらしく、穏やかな雰囲気を持った明るい曲調になっています。
サビの明るさは『first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~』随一でしょう。いい後味で締めてくれるので、アルバムを通して何度も聴きたくなってしまいます。
サビの最後の繰り返しでドラムのパターンが変わるのは『GARNET CROW』にしては珍しいですね。言い方はあると思うのですが、”ドタバタ”しているようなリズムパターンに変わります。
最初は”え!?”って感じましたが、聴きなれてくるとかわいいと思えるようになってきました 笑。
『A crown』収録アルバムレビューリンク
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