2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。
女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。
丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET CROW』の魅力です。
今回は、アルバム『first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~』の4曲目、『dreaming of love』のレビューです。
※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW
目次
『dreaming of love』の全体概要
基本情報
アーティスト | GARNET CROW |
曲名 | dreaming of love |
演奏時間 | 4:07 |
作詞 | AZUKI七 |
作曲 | 中村由利 |
編曲 | 古井弘人 |
『GARNET CROW』のメンバーで作詞・作曲・編曲を行っています。
『dreaming of love』って、あんまり『GARNET CROW』っぽくない曲名だなって思います。
『dreaming of love』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~ | 4 |
インディーズミニアルバム『first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~』にのみ収録されています。
※『dreaming of love』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
本作『dreaming of love』、メロディアスな1曲です。
音符の詰め込み具合はインディーズミニアルバム『first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~』中、随一ではないでしょうか。
また、詰め込まれた音符の中で効果的に休符が使われており、メロディアスかつリズミカルな作りになっています。ギターやキーボードのフレーズも細かい動きが散りばめられています。
…ただ、『dreaming of love』、曲単位ではけっこう地味な印象です。
『GARNET CROW』の曲って、派手でわかりやすいパンチはなくても、心にふわっと心地よい風を吹かせるのが魅力なのですが、『dreaming of love』にはその感覚がなかったです…。
この曲はアルバムの潤滑油的なポジションなのかなと思います。存在感はなくても、アルバム一枚を通して聴いたときにさらっと聴き流せる曲。
決して飛ばしたくなるほど退屈な曲ってわけではないですからね。
『dreaming of love』収録アルバムレビューリンク
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