90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。
耳馴染みの良いポップなメロディーと奇を衒わない素直な言葉で、J-POPの王道ともいえる音楽を世に繰り出し、人々を魅了してきました。
一方、類まれなる商業的な成功を収めたがために成功者ゆえの苦悩を歌った楽曲も存在します。こういった、少し影のある姿を時折見せてくれるのも、『GLAY』の魅力の一つですよね。
今回は、『GLAY』の個別楽曲『pure soul』のレビューです。
※『GLAY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GLAY
『pure soul』の全体概要
基本情報
アーティスト | GLAY |
曲名 | pure soul |
演奏時間 | 6:24 |
作詞 | TAKURO |
作曲 | TAKURO |
編曲 | GLAY& 佐久間正英 |
アルバム『pure soul』と同名の楽曲。
『pure soul』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
pure soul | 6 |
DRIVE-GLAY complete BEST (DISC 2) | 7 |
THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜 (Disc 2) | 3 |
MUSIC LIFE (BALLADE BEST☆MELODIES) | 4 |
オリジナルアルバム『pure soul』の6曲目に収録。
非シングル曲ですが、いくつものベストアルバムに収録されています。
※『pure soul』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
“ラブソング”という表現では軽すぎるほど、深く愛について歌った1曲『pure soul』。『GLAY』がストレートに家族をテーマとした初めての楽曲ではないでしょうか。
やはり、”愛”という言葉の行きつく先は“親子”なんですかね…。『pure soul』を聴いていると、そんなことを思います。
こういうの、アラサーになってくると泣けるんですよ…。
この曲と出会ったのは中学生の時だったので、15年以上前のことになるわけですが、当時はここまでいい曲だとは思いませんでした。”いいこと言ってるなー”とは思って聴いていましたが、心の底から『pure soul』の良さを感じるまでには至っていなかったのです。
本作『pure soul』を受け止めるには、相応の人生経験が必要だったということなんでしょうね…。
青春時代に『GLAY』の『pure soul』に出会った方、あれからすっかりこの曲の存在を忘れてしまっていたのなら、もう一度聴き直してみてください。
当時とは全然違う聴こえ方をするはずです。びっくりするくらい胸に響きますよ…!
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『pure soul』収録アルバムレビューリンク
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