伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。
カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして若くして迎えてしまった死…。
『hide』を聴いたことがある人なら、おそらく誰しも思ったんじゃないでしょうか、”今も生きてたら、どんなことして楽しませてくれてたんだろう”って。
今回は、『Hi-Ho』のレビューです。
※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide
『Hi-Ho』の全体概要
基本情報
アーティスト | hide |
曲名 | Hi-Ho |
演奏時間 | 5:49 |
作詞 | hide |
作曲 | hide |
編曲 | hide |
両A面の7thシングル。もう片方は『GOOD BYE』。
『Hi-Ho』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
PSYENCE | 6 |
hide BEST 〜PSYCHOMMUNITY〜 | 9 |
hide SINGLES 〜Junk Story〜 | 7 |
2ndオリジナルアルバム『PSYENCE』の9曲目に収録。
元々は『PSYENCE』のアルバム曲でしたが、リカットされてシングルになったという経緯があります。
※『Hi-Ho』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
アコースティックな雰囲気と、野性的なリズムが印象的な1曲、『Hi-Ho』。
そのせいか、この曲を聴くとキャンプファイヤーを囲みながら大人数が歌っている様子が思い浮かんできます。
「くだらない」とか「どーでもいい」とか、投げやりな言葉が目立ちますね。達観しているとも表現できるかもしれません。そんな気分を、曲名にもなっている『Hi-Ho』という掛け声に込めている、そんな楽曲です。
“ハイホー”と言えば、ディズニーの白雪姫に出てくる子人が歌う曲が連想されますよね。
でも、『hide』の『Hi-Ho』はそれとは関係なさそうです。2番Aメロに登場する「彼女」が白雪姫を指しているのかなとも思いましたが、それを裏付けるような香りはないですね…。
もしそうだったらおもしろいんですけど 笑。
本作『Hi-Ho』、シングル曲なのですが、ファン投票で収録曲が決まったベストアルバム『We Love hide 〜The Best in The World〜』には収録されていません。
この投票結果により、残念ながら、本作『Hi-Ho』はファンの間で人気のある楽曲ではないということが明らかになってしまいました。
個人的には『Hi-Ho』に散りばめられた遊び心が結構好きなんですけどね…。
そう思うと、『hide BEST 〜PSYCHOMMUNITY〜』収録曲のバランスの良さってやっぱりすごい!
『Hi-Ho』収録アルバムレビューリンク
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