伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。
カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして若くして迎えてしまった死…。
『hide』を聴いたことがある人なら、おそらく誰しも思ったんじゃないでしょうか、”今も生きてたら、どんなことして楽しませてくれてたんだろう”って。
今回は、個別楽曲『PSYCHOMMUNITY』のレビューです。
※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide
『PSYCHOMMUNITY』の全体概要
基本情報
アーティスト | hide |
曲名 | PSYCHOMMUNITY |
演奏時間 | 4:04 |
作詞 | – |
作曲 | hide |
編曲 | hide |
インスト楽曲。
『PSYCHOMMUNITY』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
HIDE YOUR FACE | 1 |
オリジナルアルバム『HIDE YOUR FACE』の1曲目に収録。
※『PSYCHOMMUNITY』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
アルバム『HIDE YOUR FACE』の1曲目を飾るギターインスト楽曲『PSYCHOMMUNITY』。
『X JAPAN』のギタリスト『hide』の1stオリジナルアルバムですから、ギターインストでその幕を開けるというのは何の違和感もありません。納得の1曲目です。
曲名の『PSYCHOMMUNITY』という語ですが、これは『hide』の造語ですね。”PSYCHO(精神)”と”COMMUNITY(共同体)”を組み合わせたものと思われます。”PSYCHO”+”COMMUNITY”で『PSYCHOMMUNITY』。そのまま受け取れば“精神的共同体”といったところでしょうか。
この造語、『hide』の死後にリリースされた初のベストアルバム『hide BEST 〜PSYCHOMMUNITY〜』にも、そのサブタイトルに使われています。
アルバムのインスト曲に付けられたタイトルが初ベストアルバムのタイトルに採用されていることからも、この『PSYCHOMMUNITY』というワードの重さがわかるのではないでしょうか。
…もちろん、『hide』の死後にリリースされたアルバムの制作に『hide』は携わっていませんので、そういう意味では、『PSYCHOMMUNITY』というワードは『hide』を取り巻く人たちに愛されていたと捉える方が正確かもしれませんが。
いずれにせよ、それだけ意味のある言葉を授けられた本作『PSYCHOMMUNITY』。インスト楽曲だからといって飛ばしたりなんかせず、大切に聴いていきたい1曲ですね。
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『PSYCHOMMUNITY』収録アルバムレビューリンク
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