2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
ギラギラした妖しい容姿、歌謡曲風の曲調、核心を突いた歌詞…そのどれもが絶妙なバランスの上に成り立つ唯一無二のバンドです。
一度の解散を経て今では”生涯解散することはない”と宣言していますが、この絶妙なバランスを保ったまま長く続いていく奇跡を信じています。
今回は、アルバム『EXPERIENCE MOVIE』の2曲目、『DRASTIC HOLIDAY』のレビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『DRASTIC HOLIDAY』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | DRASTIC HOLIDAY |
演奏時間 | 4:06 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
『DRASTIC HOLIDAY』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
EXPERIENCE MOVIE | 2 |
オリジナルアルバム『EXPERIENCE MOVIE』の2曲目に収録。
※『DRASTIC HOLIDAY』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
オトナの恋愛をノリのいいロックサウンドで仕上げた1曲、『DRASTIC HOLIDAY』。
跳ねるリズムとサビまでサクッとたどり着く焦らさない展開がとても聴きやすいです。アルバム『EXPERIENCE MOVIE』では長尺の『MORALITY SLAVE』の直後にやってくるので、より一層本作『DRASTIC HOLIDAY』の爽快感が気持ちよく思えます。
そもそも、アルバム『EXPERIENCE MOVIE』自体が長尺の重い作品が多いんですよね。上述の『MORALITY SLAVE』もそうですが、#8 『4000粒の恋の唄』や#13 『シルクスカーフに帽子のマダム』なんかは8分前後あります。
そんな重ためのアルバム『EXPERIENCE MOVIE』ですが、あまり気負わずについつい再生ボタンを押してしまう私がいます。
これ、アルバム2曲目に収録されている本作『DRASTIC HOLIDAY』のパワーがきっと大きいんだと思います。
“とりあえず『DRASTIC HOLIDAY』聴いとくか”のノリで『EXPERIENCE MOVIE』を再生してしまえるお手軽感があると言うんですかね。
後半に長尺の重い楽曲があることを分かっていながら、序盤に聴ける『DRASTIC HOLIDAY』の爽快感を求めて『EXPERIENCE MOVIE』に手を伸ばしてしまっているのです。
…こんな書き方すると、後半の長尺楽曲が邪魔モノのような感じがしますが、決してそんなことはありません。
むしろ、序盤に本作『DRASTIC HOLIDAY』があるからこそ、変に気負うことなくアルバム『EXPERIENCE MOVIE』を手に取ることができ、気づいたら後半の長尺楽曲に没頭してしまっている…そんな感じです。
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『DRASTIC HOLIDAY』収録アルバムレビューリンク
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