2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
流行りに左右されない、媚びないロックサウンドが大好きです!!
復活してからも、変わらずにギラギラした妖しいロックを奏でていってほしいです。
一見ふざけているようで、でも実は芯を捉えた歌詞も魅力の一つですね。下手にかっこつけてない言葉だからこそ、胸にとっても響きます。
今回は、『THE YELLOW MONKEY』の個別楽曲、『楽園』のレビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『楽園』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | 楽園 |
演奏時間 | 4:43 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
11thシングル。
『楽園』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
SICKS | 3 |
GOLDEN YEARS Singles 1996-2001 | 1 |
THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST (Disc 1) | 3 |
イエモン-FAN’S BEST SELECTION- | 9 |
THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST | 9 |
オリジナルアルバム『SICKS』の3曲目に収録。
※『楽園』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
いかにも『THE YELLOW MONKEY』って感じのサウンドなんですが、本作『楽園』と同じタイプの曲を挙げろとなかなか見つからない、不思議な曲です。
コード進行のせいでしょうか。sus4という個性的なコードをふんだんに取り入れています。
この曲で歌われている『楽園』って、どこなんでしょうね。
具体的に描かれているシーンはありませんが、少なくとも、アダムとイヴが出会ったエデンの園のような太陽の光が燦々と降り注ぐ自然いっぱいな場所ではなさそうです。
曲調は決して暗いわけではないんですけど、どちらかと言えば、都会の路地裏といった薄暗くて不健康な場所を『楽園』と称し、目指している姿を想像してしまいます。
いやでも、『楽園』に行く手段として「船」をつかっているようですし…。そうすると、やっぱり違うのかな。都会の路地裏に行くなら、「船」より”地下鉄”って感じですもんね 笑。
それにしても、『楽園』は一つ一つのフレーズは吉井和哉節が効いてて最高です。“『楽園』には「猫」を連れていってもOKです!”なんて、どうやったら出てくる発想なんでしょう。
本作『楽園』、1億回くらい聞いたような表現をあたかも大発見のように歌うラブソングとは一線を画す表現でいっぱいです。
ぜひ、お試しあれ。
『楽園』収録アルバムレビューリンク
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