エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。通称”金爆(きんばく)”。
自分たちの好きなことをするため、あえてメジャーデビューを選ばずにインディーズで活動を続ける姿は、まさにロックと言えるのではないでしょうか。純粋にかっこいいと思えます。
今回は、『Reue』の個別楽曲レビューです。
※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー
『Reue』の全体概要
基本情報
アーティスト | ゴールデンボンバー |
曲名 | Reue |
演奏時間 | 3:48 |
作詞 | 鬼龍院翔 |
作曲 | 鬼龍院翔 |
編曲 | tatsuo & 鬼龍院翔 |
本作の曲名『Reue』の読み方は”ロイエ”。
英語ではなく、おそらくドイツ語です。意味は“後悔”。
『Reue』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
ゴールデン・アワー〜下半期ベスト2010〜 | 7 |
元々は廃盤となった会場限定アルバム『恋愛宗教論』の収録曲。
なお、『恋愛宗教論』収録曲は全て鬼龍院翔自身のブログサイトから無料でダウンロード可能です(2019年5月現在)。
流通盤としては『ゴールデン・アワー〜下半期ベスト2010〜』の7曲目に再録版で収録。
本作『Reue』が『ゴールデン・アワー〜下半期ベスト2010〜』の最終トラックです。
※『Reue』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
上述の通り、ドイツ語で”後悔”を意味する言葉を曲名として与えられた作品、『Reue』。
楽曲の内容もまさに”後悔”という名に相応しい内容。いつものおふざけ要素は控えめで、かなり真面目な感じです。
しかしながら、なぜわざわざ『Reue』というドイツ語の曲名をつけたのでしょう。”後悔”という日本語の字面がしっくりこなければ、シンプルに英語で”Regret”でもよかった気がするのですがね。英語の方が日本人に馴染みがありますし。
…これはただの想像ですが、もしかすると鬼龍院翔が大きく影響を受けたという『MALICE MIZER』のように英語以外の言語で曲名をつけてみたかったのかもしれません。
『MALICE MIZER』というバンド、やたらと曲名にフランス語を使うのです。今は多言語対応のGoogle翻訳があるのでフランス語でも意味を知ることができますが、2000年前後の当時は物理的な紙の辞書しかなく、読み方すらわからないままでした。(『au revoir』で”オ・ルヴォワール”と読むとか、普通知らんって!読ませる気ないやろ!笑)
『ゴールデンボンバー』の本作『Reue』という言葉はフランス語ではなくドイツ語ですが、“英語以外の欧州言語”ということで、『MALICE MIZER』に倣っているのかもしれません。
Amazonで試聴できます。
『Reue』収録アルバムレビューリンク
※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー