日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!
かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。
今回は『Caress of Venus』の個別楽曲レビューです。
※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel
『Caress of Venus』の全体概要
基本情報
アーティスト | L’Arc〜en〜Ciel |
曲名 | Caress of Venus |
演奏時間 | 4:25 |
作詞 | hyde |
作曲 | ken |
編曲 | L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano |
『Caress of Venus』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
True | 2 |
The Best of L’Arc〜en〜Ciel 1994-1998 | 9 |
TWENITY (1991-1996) | 14 |
オリジナルアルバム『True』の2曲目に収録。
非シングル曲ながら、いくつかのベストアルバムに収録された実績があります。
※『Caress of Venus』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『Caress of Venus』とは、“ヴィーナスの愛撫”という意味。日本語に直すと、けっこう露骨な表現になってしまいますね 笑。
日本語の方は曲名というより、絵画や彫刻のタイトルにありそうな文字列です。
しかし、素敵な曲ですよね、『Caress of Venus』。
個人的には『Caress of Venus』のギターソロがめちゃめちゃ好きです。ラルクの楽曲の中で一番好きってくらい気に入っているギターソロです。
なんていうんですかね、こう、軽やかで艶やかなギターソロ。美女の気まぐれな誘いに心地よく振り回されているかのような、まさに『Caress of Venus(ヴィーナスの愛撫)』なフレーズです!
それから『Caress of Venus』と言えば後半のサビの転調ですかね。
ラルクは楽曲中によく転調を用いるバンドですが、後半にサビをまるまる転調させるというJ-POP的な転調はあまり使わないんです。しかし、本作『Caress of Venus』では珍しく後半にサビを転調させるという手法が使われています。
これが…シンプルにかっこいい!
突然の転調には聴き手をハッとさせる感覚を伴います。このハッとする感覚、気づけば病みつきになってしまうんですよね。
非シングル曲ながらも様々なベストアルバムに収録されている『Caress of Venus』。
その実績にも納得です。
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『Caress of Venus』収録アルバムレビューリンク
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