日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!
かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。
今回は『DIVE TO BLUE』の個別楽曲レビューです。
※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel
『DIVE TO BLUE』の全体概要
基本情報
アーティスト | L’Arc〜en〜Ciel |
曲名 | DIVE TO BLUE |
演奏時間 | 5:31 |
作詞 | hyde |
作曲 | tetsu |
編曲 | L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano |
9thシングル。
『DIVE TO BLUE』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
ark | 5 |
Clicked Singles Best 13 | 6 |
The Best of L’Arc〜en〜Ciel 1998-2000 | 1 |
QUADRINITY 〜MEMBER’S BEST SELECTIONS〜 (Disc 2 tetsuya best) | 4 |
オリジナルアルバム『ark』の5曲目に収録。
『QUADRINITY 〜MEMBER’S BEST SELECTIONS〜』にはtetsu(現tetsuya)作曲の代表曲として収録されています。
※『DIVE TO BLUE』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『DIVE TO BLUE』という曲名から、”海へ飛び込む”様子を連想しがちですが、本作の”BLUE”が意味するものは”空”です。
なので、“DIVE”する先は”空”になります。
『L’Arc〜en〜Ciel』は”空へ落下する”という意味の表現をかなり多用しています(特に初期)。
ラルクの空に落ちる系ソングとしてパッと思い当たるのは、1stアルバム『Tierra』収録の『In the Air』だったり、『White Feathers』あたりですかね。どちらもアルバムの曲としては人気のある曲です。
本作『DIVE TO BLUE』も空に落ちる系ソングの一つですが、『In the Air』や『White Feathers』に比べて曲調も歌詞もかなりポップで前向きな仕上がりになっています。
それでいて、『DIVE TO BLUE』はこれまでのラルクが得意としていた”空に落ちる”という幻想的な雰囲気がみごとに共存しています!イントロのディレイの効いたギターとか、いい感じで浮遊感だしていますもんね。
また、歌詞の方はちょくちょくノスタルジックなフレーズが出てきます。”空に落ちる”幻想的浮遊感と、歌詞の醸し出すノスタルジックな切なさが非常にマッチして、日本人の大好きな“切なくてかっこいい”がふんだんに詰まっています!
ええ、そりゃ売れますわ。
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『DIVE TO BLUE』収録アルバムレビューリンク
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