日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!
かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。
今回は『Shout at the Devil』の個別楽曲レビューです。
※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel
目次
『Shout at the Devil』の全体概要
基本情報
アーティスト | L’Arc〜en〜Ciel |
曲名 | Shout at the Devil |
演奏時間 | 3:58 |
作詞 | hyde |
作曲 | ken |
編曲 | L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano |
非シングル曲ながら、TVCMのタイアップがついた曲です。
『Shout at the Devil』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
HEART | 4 |
The Best of L’Arc〜en〜Ciel 1994-1998 | 13 |
TWENITY (1997-1999) | 4 |
オリジナルアルバム『HEART』の4曲目に収録。また、非シングル曲でありながら、幾つかのベストアルバムにも収録されています。
本作『Shout at the Devil』のトラック#はいずれのアルバムも”4″や”13″と、いわゆる”不吉な数字”になっています。曲名に”Devil(悪魔)”とついているからでしょうか。いや、単なる偶然ですよね…。
※『Shout at the Devil』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
激しくて挑発的な1曲、『Shout at the Devil』。
『Motley Crue』にも同名の曲があります。なんらかの影響を受けているかは…不明です。ロックな曲という以外は特に共通電は無さそうですが。
本作『Shout at the Devil』、初期の『L’Arc〜en〜Ciel』からは想像できないような歌詞ですよね。まず、一人称が「俺」になっています。初期ラルクって一人称に「私」を使っているイメージがあったので、それに比べるとまるで別人です。
曲調も歌詞に負けず劣らず激しいです。ノイズみたいなギターと縦横無尽に動き回るベースは一聴だけではいったい何がどうなってるのかわからないくらいです 笑。ラルクらしさは全開なんですけどね。
それでいて、歌メロはかなり美しいです。さすがken作曲ですね。
ただの激しい曲で終わらず、バンドサウンドにも歌メロにも、随所にラルクらしさが散りばめられた名曲だと思います。
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『Shout at the Devil』収録アルバムレビューリンク
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